Question

No.12109 HER2陽性の場合

41歳です。よろしくお願いします。昨年10月、健康診断でマンモグラフィとエコーを受診。エコーの所見は、のう胞2ヶ所、問題なし。今年2月、右乳輪付近の皮膚に盛り上がりを感じる。今年3月、1ヶ月経っても変化が見られないので、健康診断の病院の乳腺外科を受診。マンモグラフィ撮影後、診察でエコー。乳がんの疑いとのこと。後日、MRI撮影。後日、マンモトーム生検により、がんの診断。今年4月、手術に向けて、CT、骨シンチ撮影。右乳房温存手術、センチネルリンパ節生検。今年5月、退院後の診察での説明。
・浸潤性乳管癌(硬がん) ・核グレード2 ・ER+++ ・PgR++
・MIB-1 15% ・HER2 2+(FISH陽性) ・T1N0M0 Stage1

(以下は、私からの聞き取りなので、書き方が曖昧ですが)
・腫瘍の大きさ 1.3センチ…パソコンの画面に、1.3×1.2×1.2と、1.3×1.2×1.7というのが見えました。
・断端 「ギリギリで切ったところがあるから…」とのことだったので、おそらく陽性
・脈管侵襲 リンパ管あり、静脈なし
・リンパ節転移 2ミリ以下だったので、センチネルのみ

ということで、現在は放射線照射30回の途中で、6月末に終わる予定です。その後、ハーセプチンを1年間と、タモキシフェンを5年間の予定なのですが、ここで質問です。私が読んだ図書には、どれにも、ハーセプチンは抗がん剤と併用と書かれていましたが、主治医は、ホルモン受容体が高く、MIB-1が低く、腫瘍径が小さく、リンパ節転移も遠隔転移もないから、抗がん剤は不要。というか、抗がん剤が効くタイプではないから、抗がん剤は使用しないという説明でした。ハーセプチンを単独で使う(抗がん剤と併用しない)という病院は他でもあるとのことでしたが、そういう場合もあるのでしょうか? 10月の健康診断では異常はなかったのに、半年も経たずに1センチ以上になるというのは、進行が早いのではないでしょうか? 長々と書いてしまいましたが、来月から投薬治療開始につき、よろしくお願いします。

No.12108 転移後の治療について

2011年、非浸潤がん全摘手術後無治療、今年4月、手術側腋下に腫瘍がみつかりました。生検で、腫瘍は乳ガンで、ホルモン陽性90%(どちらも)ki20%でした。 鎖骨リンパ節上にしこりありですが、細胞診で細胞が取れなかったそうです。骨シンチで少しあやしい所があり、骨転移とみなし、肺転移もあるそうです。手術はできず、ホルモン治療をして、閉経前ですが、イブランスの治験をすすめられています。先に抗がん剤をした方がいいでしょうか? 今の時期にイブランスを使うことは有効でしょうか? やはり手術で腫瘍の摘出は難しいでしょうか? ご回答よろしくお願いいたします。

No.12107 腫瘍マーカーの上昇と健側のしこり

3年前に右乳癌を全摘しています。ステージ1、ルミナールaでした。リュープリンを2年して、去年5月からノルバデックスのみの治療になっています。先日定期検診のエコー検査で、健側の乳腺に1センチほどのしこりが見つかりました。エコー技師さんの見立ては、丸くて綺麗な形をしてるので、線維腺腫っぽく見えるが、乳癌の可能性もあるので検査した方がいい、との事でした。去年の検査時には、しこりは指摘されませんでした。血液検査ではncc-st-439が1.3から7.1に上昇。以前は1.0以下でした。
1)ncc-st-439が上昇し出したのは、去年11月からです。同月から生理が再開しています。女性ホルモンに多少影響されると聞きましたが、関係はありますか? それとも再発の可能性が高いですか?
2)乳癌治療中に健側にしこりができた方で、癌ではなく良性腫瘍だった方はいますか? 癌患者の場合は、やはり癌の場合が多いですか?
3)ホルモン陽性乳癌が新しく再発した時には、トリプルネガティブが多いと聞きます。トリプルネガティブはエコーでは良性腫瘍のように映るそうですが、本当ですか?
4)1年で1センチの大きさなので、やはり増殖力が高いのでしょうか?

以上、よろしくお願いいたします。

No.12106 骨転移の治療について

2011年に浸潤性乳がんの2aの診断を受け左胸全摘出をしました。

その3年後腫瘍マーカーが2011年に、浸潤性乳がんの2aの診断を受け、左胸全摘出をしました。その3年後、腫瘍マーカーが下がらない為、PET検査・MRIの検査後、左足付け根に転移の疑いがあり、ランマークを4週間に1度注射を始めました。その後現在まで続けていますが、今年2018年5月に大腿骨骨折により、手術・リハビリをうけ、自宅に戻りました。整形外科の先生より、非定形骨折であり、ランマークの投与の影響があるかもしれないとの事。今後ずっとランマークを投与しなければいけないのでしょうか。年金生活が近づいていることもあり、金銭的にも負担が大きくなりますので、不安が大きくなります。このまま4週間に1度の投与を続けなければいけないのか、血液検査やMRIで見極めつつ間隔を空けてもいいものか、お聞きしたいです。宜しくお願い致します。
下がらない為PET検査MRIの検査後、左足付け根に転移の疑いありランマークを4週間に1度注射を始めました。その後現在まで続けていますが、今年2018年5月に大腿骨骨折により手術リハビリをうけ自宅に戻りました。整形外科の先生より非定形骨折であり、ランマークの投与の影響があるかも知れナとの事。今後ずっとランマークを投与しなければいけないのでしょうか。

年金生活が近づいていることもあり、金銭的にも負担が大きくなりますので不安が大きくなります。

このまま4週間に1度の投与を続けなければいけないのか、血液検査やMRIで見極めつつ間隔を空けてもいいものか、お聞きしたいです。

宜しくお願い致します。

No.12105 転移後の治療について

初めて質問させていただきます。2011年に、非浸潤がんで、全摘手術をしました。ルミナールAタイプ 切断陰性で、無治療でした。今年4月、手術側腋下に腫瘍が見つかり、乳腺ではないが乳ガン再発で、骨、肺、鎖骨リンパ節転移有でした。腋下リンパ節生検で、ルミナールA ki20%で、手術不可能、ホルモン療法のみで、放射線治療も今はしないそうです。この治療が最適なのでしょうか?

No.12104 再発一年半(前回質問12083)

11年前より沢山読ませて頂け、相談室の先生方へ心より深くお礼を申し上げます。2016年10月、多発性肺ガンが転移しました。再発当初は、PET、MRI検査を受けましたが、その後は、CT、血液検査で経過観察中です。先週も大きな変化がなく、血液検査も大丈夫でした。主治医が変わり、このままで次回11月の予約になりました。「薬は飲んでいないのですね。」と主治医の言葉で、そのままに無治療中です。診察室入室まで、「悩まないぞ!」でいたので、「突然大きくなることがあるのですよ?」としか、お聞きできませんでした。「大きくなることもあるし、ならないこともある。」とのお返事でした。次に回った放射線科の先生が、今の健康状態をお聞きになり、お答えしました。最後に、先生が、「もしかして癌でないかも?」と仰いました。今を元気に生活しようと決心していますが、次回こそ、メモ持参で色々お聞きしなくちゃと反省しています。6か月先まで、このままでいいのでしょうか? 細胞が小さすぎて精密検査不可で無治療と、昨秋お聞きしましたが・・・。どうかよろしくお願いいたします。74歳。

No.12103 治療方針に関するご質問

初めてご相談させて頂きます。36歳です。地方で、乳腺外科が週数日だけ巡回開業しているような小さな病院で治療していますので、他の先生方のご意見も伺いたく投稿しました。乳がんという事で、左乳房全摘手術をしました。

病理結果は、 最大径17ミリ ER陽性 Pgr陰性 Her2 0 Ki-67 38%  センチネルリンパ陰性 脈管侵襲なし 中心部分に大きな壊死があったとのこと。コメド陰性  ステージ PT1C / N0 / M0

主治医の見立てとしては、「乳がんの予後の一番大きな要因は、腫瘍の大きさとリンパ転移の有無です。100人の乳腺外科医がいたら100人そう答えるくらい常識です」 「Rさんはステージ1なので、元々の再発リスクは低い。10年で10%くらい」「そうは言ってもPgr陰性、Kiもそこそこ高いのでオンコタイプDxを提案します」と言われ、何とかお金をかき集めてお願いしたところ、スコアは高リスクの54でした。いつもはほのぼの診療室なのですが、この時ばかりは主治医と看護師長さんが顔を見合わせて、「抗がん剤・・ですね・・・」「やるしか・・・ないね・・・」と言われていたので、医療関係者の方が深刻に顔を見合わせるのだから、やった方が良いのだろうと納得して、ACとWeeklyのパクリタキセルを実施中です。 抗がん剤が終わり次第、ホルモンを抑える注射とホルモン療法10年を提案されています。4点ほどご質問があります。

1)抗がん剤を2種類やることで、オンコタイプのグラフに示された「ホルモン剤+抗がん剤」再発率よりさらに低く出来るから、2種類やった方が良いと言われました。これはどういう言う事でしょうか。(オンコタイプの抗がん剤はCMF療法?を基準にしているとのことでした。)

2)Pgr陰性/中心に壊死があると予後が悪いのでしょうか。

3)なぜこんなにも高リスクになってしまったのでしょうか。私のがんは女性ホルモンに反応する一般的なガンと聞いています。病理結果だけ見れば、何か特別に悪い要素があるようにも思えません。それともPgrが陰性だと、こんなに高リスクになるのでしょうか。

4)シングルマザーで子供も2人いるので、脱毛しようが、吐き気があろうが、今リスクを少しでも減らしておきたいと思います。他に更に出来る予防治療はありますでしょうか?
(免疫療法などは値段が高くてとても出来ません)

何卒宜しくお願い致します。

No.12102 今後の治療について 【投稿 相談室】11056

5年前は大変参考になるアドバイスを頂き、心より感謝しております。その後、「切除断端は0.3ミリだけれど、取り切れている」との主治医の判断で、放射線治療はせずに、術後治療はホルモン療法のみとなりました。閉経前だったため、タモキシフェンを服用していますが、それまで規則正しくきていた生理が不規則、且つ大量の出血となり、2年半ほどリュープリン注射を追加した時期があります。2年前の5月に、最後のリュープリン(12週間)を皮下注射しました。生理はその後もなかったのですが、先週、生理としか思えない出血がありました。大量の出血ではなく、普通の生理で、5日間で終わりました。心配なので、いつも通院している都内の婦人科へすぐにでも行きたいのですが、現在海外在住で、次の帰国が6月のため、その時まで待つことにしました。不正出血ではないかという不安もありますが、半年前に行った子宮体癌の検査では異常なしでした。

1) 年齢が53歳なのですが、LH-RHアゴニストを停止して、この年齢でも生理が再開することはあるのでしょうか?
2) タモキシフェンから閉経後のアロマターゼ阻害薬にスイッチする予定にしていましたが、タモキシフェンを継続した方がいいのでしょうか?

ご回答頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

No.12101 フェマーラ服用中に生じた対側乳癌のホルモン療法

異時性対側乳がんの手術を昨10月にいたしました。2011年9月右乳房全摘 ステージ2A ER(+)PgR(-)HER2(-)Grade3 リンパ転移なし。化学療法FEC4回 タキソテール4回 その後アリミデックス6か月(マーカー値高く検査するも異常なし)。 フェマーラ5年+ボナロン。

2017年10月左乳房全摘 ステージ1A ER(+)PgR(-)HER2(-)Grade1 リンパ転移なし。浸潤部2か所あり、乳頭下のため全摘を選びました。

今回はホルモン療法としてアロマシンを服用していましたが、3か月目にAST120IU/L、ALT184IU/Lとなり、1か月休止しました。正常値に戻ったところで再開しましたが、また上がり始めています。アロマシンが中止となった場合、ノルバデックスしか選択肢はないのでしょうか? 子宮体がんのリスクがあるとのこと、不安に感じています。アドバイス、よろしくお願いいたします。

No.12100 術後の治療について

はじめまして。人間ドックで石灰化が見つかり、マンモトーム検査の結果DCISと診断されました。温存可能と言われましたが、局所再発が怖かったので、皮下乳腺全摘(乳頭乳輪は温存)を選択しました。術後病理検査の結果も、DCISだったのですが、深部断端にわずかに癌細胞が露出しているという説明をうけました。(腫瘍径:20mm×6mm×7mm、ER:ほぼ100%、PGR:ほぼ100%、KI67:2%)
主治医は、「癌があった場所の深部はなるべく筋膜まで切除しているので、問題ない。どうしても心配なら、シリコンに入れ替えた後に、放射線治療を受けるという選択もある」と言っておられます。主治医を信じて、補助治療はしなくても大丈夫なものなのでしょうか。それとも、放射線治療を受けたほうが良いのでしょうか。