Question

No.11888 情報が溢れる時代の良い医者の見分け方(HPNo.11878-2)

前回の質問にお答え頂き、ありがとうございました。最初の質問と重なる文がありますが、最初から説明させて下さい
毎年乳腺外来で専門医にマンモを含め乳癌健診を受けてきました。1年3ヵ月前、マンモは気にする事も無い、石灰化・触診で何もありませんでした。3ヵ月後、偶然触れただけで気がつくしこり。3ヵ月前のマンモ画像、その場のエコー・触診で「水」と笑い飛ばされ、1年後の健診まで待ってしまい、ステージⅠ しこり1.8cm T1N0M0 浸潤性乳管癌トリプルネガティブ 核グレード3と診断されました。組織診の際、血が止まらず、縫う。手術に備えての血液検査で血が止まらない体質ではないとの結果。帰宅後、色々調べたら、トリプルネガティブは再発や転移の際、打つ手がないと知り、全摘も覚悟。でも主治医は術前化学療法をした後、手術とおっしゃいます。再び調べると、「抗がん剤が必ず効くとは限らない、3割程度、逆に腫瘍が大きくなる患者がいる。手術が遅れる危険性から温存希望以外の患者には勧められない。効かないどころか副作用ばかり強く出る人もいる。体力が落ちてからの手術は危険と考える医師もいる。」ということを知りました。術前化学療法は効果があるか事前に判るから奨励、との意見に対しては、そもそもトリネガの抗がん剤は2種類しかないのだから術後・術前どちらも同じ、腫瘍が消えた後のリンパ節転移も不明で困難になるとありました。

今の在住地は陸の孤島、公共交通機関は何もない。県庁所在地さえ自家用車でなければ行けないが、私は運転できない。唯一東京への長距離バスがあるが、そのバス停に行くのも長時間かかる。地元の人は地元の病院を信頼できず、経済にゆとりのある人は東京に出ています。大きな手術が出来る設備が無いので、事故で重傷の人はドクターヘリで近県に運ぶありさま。私も決死の覚悟で東京の有名(大学病院ではありません)大病院でセカンドオピニオンを受けました。癌発覚前、セカンドオピニンは無駄との批判を目にしたことがありました。癌は標準治療がある上、医者仲間として他の人の判断に意見を言うのを嫌がる、と。この記事を、権威ある人を批判して注目されたいのかな?と信じてなかった。私が見て頂いた医師は、医療系情報に度々取り上げられる有名な方ですが、記事の内容は本当だ、と実感しました。今の主治医を非難したつもりは一切ないのですが、「アンタ要するにバカにしてるんでしょ。田舎の治療が東京よりクオリティが落ちるのしかたないでしょ。田舎で治療できるだけありがたく思え。今の医者が術前と言ってるんでしょ。通ってこれんの?田舎から。」と怒り出してしまい、今の医者でいいのの一点張り。マスコミはセカンドオピニオンを煽っていますが、私はとんでもない失敗をしてしまった事に気がつきました。地元の病院関係者も眉を顰めていました。今の主治医は東京の大学病院から周1位通ってきている方、大学病院の先生に恥をかかせたことになりますが、それでも戻らないと他に病院はありません。

もう一つ気になることがあります。東京の先生は、触診で一発で、「ああ!これは癌だ。間違いない、確かに間違い易いしこりもあるが、癌には特有のモノがある」と言った。ネットで調べると、毎年検査していたのに見逃され、治療が遅れた人が多い。反面、地方都市の小さな病院でも、有名な医者がいて、そこで診てもらうと一発で見抜かれ早期で助かった方もいる。私はマンモ・エコー医療機器は揃い、妊娠経験が無い等リスクファクター、3ヵ月前まで何もなかったのに急にしこりが出現したのに見逃された。組織診の際、縫合しなければならないほどの出血。主治医の腕云々以前に、東京から通っている方なので色々忙しく、予定変更はザラ。手術が終わったらすぐ帰宅。入院している数日間、主治医不在が不安なのです。東京で治療するにはアパートを借りるしかない。田舎の手術や治療ががん難民を作る、の本を読み、莫大な出費もやむなしか?とも思えます。

長文になってしまい申し訳ありません。決して今の主治医や医学界を批判してるのではありません。ただ知りたいのです。どんな名医も初期のしこりを見逃すのはあり得るのか? 前後数日間、主治医不在での手術で安全は保たれるのか? 東京で良い医者を探す術を知りません。主治医は大学病院、セカンドオピニオンも有名大病院、ネットでヒットする病院や医師ばかり。ネットでは臨床経験豊富な街医者は探せません。時間を無駄にしない為にも、今の主治医に手術してもらうべきでしょうか? 同業者同士、お答えしにくいかも知れませんがアドバイス頂けたら幸いです。特に知りたいのは術前化学療法です。抗がん剤は必須なのは納得ですが、温存を希望してないのに術前で大丈夫なのか。診断されてから一か月過ぎ、抗がん剤が効かなかった場合、転移が心配です。

No.11887 脳転移の症状

ご相談宜しくお願い致します。66才の母、肝臓・両肺転移、現在抗がん剤治療中です。方向感覚がおかしく、例えば、家の北側にあるゴルフ場が南にあると言ったり、東側にある整骨医院が西側にあると言ったり、東西南北が逆になっているようです。以前、駅に行った時も、自分がいる場所が南口にいるのか北口にいるのかわからなかったことがありました(その時はおかしいと思いつつ疲れているのかなと)。私自身体調が悪く、病院には本人だけが行っている状態なので、主治医の先生にはこれらの症状が伝わっておりません。脳転移によるものなのか、認知症によるものなのか知りたく、本人には人間ドックを受けるように勧めているのですが、あれこれ理由を付けて行こうとしません。ガンと告知される前、人間ドックで要精密検査と診断結果が出ていたのにもかかわらず、すぐに病院に行かず、その3年後、はっきりとした自覚症状が出てから大学病院で精密検査、手術をした次第です(3年間人間ドックの検査結果を家族に隠していました)。脳転移でこのような症状が出ますでしょか? 宜しくお願い致します。

No.11886 今後の治療について

初めてご質問させて頂きます。3月に浸潤性乳管癌の診断を受け、3月29日に左胸、下、外側の部分切除手術を受けました53歳(女性)です。手術後の病理検査の結果は、下記の様に、主治医の先生から頂きました。

大きさ: 浸潤径1.5 cm
しこりの数: 1個
異型度(グレード): 2
ER: 陽性 90%
PgR:陽性 70%
HER2: 陰性
ki67:20%
リンパ節への転移:無し 0/1(センチネルリンパ生検をしました。)
別の臓器への転移:無し
断端:陰性

さて、今後の治療なのですが、主治医の先生は、放射線治療+ホルモン治療とお考え下さいました。しかし、チーム(4人くらいの先生がいらっしゃる様です)で病理検査の結果を検討した結果、(ki67の値がボーダーで有ることが理由だったと思うのですが・・・)抗がん治療(TC療法)を先にやった方が良いかもしれないという結論に達したとのことでした。ただ、ki67の値もボーダーラインであり、抗がん剤のリスクもあるし、私自身がどう思うか考えて来てくださいと言われました。その際、oncotype DXという遺伝子検査もご紹介頂きました。しかし、保険が効かない事と、これがグレーゾーンで返ってくる可能性もあるというお話でした。色々と調べてはみましたが、やっぱりなかなか決められないです。ご経験豊かな先生方のご意見をお伺いしたいと思い、メールをさせて頂きました。ところで、私の場合は、ルミナルA型ではなく、ルミナルB型という事になるのでしょうか?主治医の先生は何も仰らなかったので、聞き忘れてしまいました。どうぞよろしくお願い致します。

No.11885 抗癌剤治療について

乳がんの抗癌剤治療についてご相談させて下さい。現在再発を防ぐ為の術後抗癌剤としてウィークリーパクリタキセルの投与を行っていますが、好中球の戻りが悪く、2回投与して1週延期を2回繰り返しています。延期になった時の好中球の値は夫々850位、830位と少しずつ下がっています。パクリタキセルの前に投与していたACでも好中球の値が低く、25~26日に一度の投与となっていました。掛かる状況を鑑み、主治医からは80%への減薬を提案されております。主治医曰く、「このままいってもおそらく2回投与して1週延期を繰り返していくだろう、又回復数値もどんどん下がっていき、投与スケジュールが後ろ倒しになっていくことが予想される。80%の減薬であれば毎週投与出来ると考えられ、又副作用も減ることから、効果としては減薬前と変わらない(エヴィデンスがあるようなことも仰ってた気がします)」、と言われています。私自身、将来の再発リスクを考えると、抗癌剤の量が減ることに一抹の不安がありますが、スケジュール通りに投与出来ない現状に対しても不安を感じており、本当に効果が変わらないのであれば減薬するのも一つかと考えております。そこで質問なのですが、パクリタキセルの場合、投与期間が長くなっても問題ないのでしょうか? 若しくはスケジュール通りに毎週投与することの方が大事なのでしょうか? 前者が大事であれば、現状の量でいけるところまで行くことを考えたいと思いますし、後者であれば減薬を考えたいと思います。参考までにご貴見賜り度く、何卒宜しくお願い致します。

No.11884 今後の治療について

今後の治療で悩んでおり、投稿させていただきました。火曜日に抗がん剤TCを投与中、ドセタキセル(アルコールフリー)を入れて5分でアナフィラキシー(心臓がおされているように苦しい、全身が暑くなる)を起こし、中止しました。以下の病理(ルミナルA)で、抗がん剤はグレーな状態と言われている為、このまま止めるか、ゆっくり投与するか、迷っています。ACも考えてみましたが、心毒性のリスクと吐き気が上乗せされるとのことで、そこまでは気持ちがついていきません。是非ご意見伺いたいです。
年齢:31歳。
病期:T1 N1 M0  ステージ:ⅡA
浸潤性乳管癌(充実腺管癌)1.3×0.6cm&非浸潤癌7㎝
センチネルリンパ節生検:陽性 1(5mm)/5個
腋窩リンパ節廓清:レベル1
エストロゲン受容体:陽性(90%)
プロゲステロン受容体:陽性(90%)
HER2:0
脈管浸潤:陰性
グレード:1
断端:陽性?陰性?→執刀医はとりきるところまでとったので陰性としていますが、病理結果の摘出した画像を見ると鎖骨側の乳腺に非浸潤癌の点々がありました。
Ki67:5-10%

実は8年前から血性分泌があり、2~3年間フォロしていましたが、細胞診は良性、エコーは異常なしでした。血はでなくなり、妊娠出産を経て5年目にしこりに気がつき、今回の診断に至ったので、8年前からすでに癌細胞があったと思うと、効果が薄くても抗がん剤をしっかりやった方がいいのではないかとも思います。現在ノルバデックス服用中です。宜しくお願い致します。

No.11883 薄茶色の粘液

初めてご相談させて頂きます。39歳、既婚、2人子供がいます。先日、胸のシコリを見つけて病院に行きました。マンモ→エコー→細胞診をしました。先生のお話で、少し薄茶色の粘液だそうです。(1回目針を刺したときには引けず、2回目で引けたらしいです。)
1) 薄茶色の粘液とは、どういう物でしょうか?
2) もし粘液癌だったとして、進行は遅いとはいえ、手術はした方がいいのでしょうか?

ご回答宜しくお願いいたします。

No.11882 胸筋の萎縮

私は昨年12月に乳ガン全摘出手術を受けました。それ以来、胸筋の萎縮に悩まされています。石が胸に張り付いたようです。身体中がひきつれ、どうする事も出来ません。辛いです。担当医師に聞いても、どうしてこんな事になったのか教えてくれません。ネットを見るうち、胸筋を残しても神経を残さないと萎縮が起こると分かりました。再建も考えていました。こうなると出来ないのでしょうか。胸に感覚はありません。医師も、「感覚はなくなる」と言っていました。神経はないと考えられます。この場合、痛さから逃れるには、塊の石を取り除くと、どうなりますか。再建は絶対に無理ですか。よろしくお願いします。

No.11881 非浸潤ガンでのサブタイプについて

44才です。4/7に左乳房全摘出しました。術前診断は非浸潤ガンで、病巣が広いため全摘出となりました。今、術後病理結果まちです。センチネルリンパ生検は術中検査で陰性でした。術前での診断は、非浸潤ガン(石灰化)が左胸の乳首もふくめた左側上のほうに広がっており、しこってる感じのところをエコーで見ながらのガイド下吸引術で七回ほど細胞を取られ、非浸潤ガンと結果がでました。もしそこから浸潤ガンみつかる可能性は5%以下とのことでした。非浸潤ガンの内容は、ホルモン受容体er,pgr陰性、ハーツー陽性+3とki67-20と記載されていました。その検査をしたときの先生が異動され、違う先生に引き継がれてから、病巣が広いから浸潤ガンがあると思ったほうがいいと言われ、戸惑っている状態です。ただ、治せる範囲にあるとはいってもらえました。マンモにもしこりはうつっていません。そこで、もし、小さな浸潤箇所が見つかる場合は、この非浸潤ガンの成分のまんまなのでしょうか。主治医に聞いてもあいまいで、わからない、としか回答してもらえません。胸を取っておしまいといわれていたことから、一気に抗がん剤治療になるかと思うと、ハーツー陽性であることも、転移再発等、死ぬことも考えてしまい、恐怖に怯えています。子供が一歳のため、どうしても生きていきたいので、どんな治療もうけていこうとも思っていますが、心構えとして、非浸潤ガンの成分が浸潤していると考えるのが一般的なのでしょうか。また、浸潤している場合、ホンモン受容体も、かわらないのでしょうか。

No.11880 胸の筋肉萎縮に悩んでいます

質問致します。よろしくお願いします。私は昨年12月に乳ガン全摘出をしました。再建も考えての手術です。今、4ヶ月近くなっても、胸の筋肉萎縮に悩んでいます。まるで手術した胸の内側に別人格のものが住んでいるようです。内側から強く引っ張られます。脇の下、背中、お腹まで引き込まれて、パンパンに張ります。この症状は、なくなって、再建が出来るまでになるのでしょうか。再建をあきらめてもいいから、この萎縮がなくなり、痛さから解放されるには、どのくらいかかるのか教えて下さい。

No.11879 脇の下の周りに乳腺が存在しますか?

2週間前くらいに市立病院で乳腺外科受診、エコー検査で、脇下に3センチの大きさの固まりと、他にゴロゴロしたものが沢山あると言われました。原因元は判らないので、次の検査をしました。血液、レントゲン、マンモグラフィ、超音波エコー、針生検 。乳房に黒い影があるので針生検をしましたが、異常なしでした。脇の下リンパ節腫を針生検、3センチの固まりと、ゴロゴロしたのも癌と言われました。乳がんの原発巣は、脇の下の乳腺が原因で、リンパ節の考え方です。そんな事があるのでしょうか、教えて下さい。これからの予定検査は、骨シンチです。