お忙しいところ恐れ入ります。気になることがありまして、メールで相談させて頂きたく、送らせて頂きます。
わたしは2011年7月(41歳)に乳がんの右全摘手術、半年の抗がん剤治療、放射線治療を経て、再発はせずに4年7カ月が経ちました。ホルモン治療は継続しています。腫瘍は1.5センチでグレード2でした。ステージ1でしたが、非浸潤がんが断端陽性でしたので、放射線治療を追加しました。今回相談したいのは、ストレスについてです。私はもうすぐ学校PTAの役員が当たりそうで、当たった場合、そのストレスが再発に影響しないかと不安になってしまいます。考え過ぎなのかもしれませんが、元々人間関係のストレスに弱く、役員をやったために再発したら‥と考えてしまいます。免除を申し出ようかとも考えますが、すでに4年7カ月経過していますし、ホルモン治療中とはいえ、普段は普通の人と変わらず元気なので、なかなか言いづらい状況でもあります。また、免除を申し出たら、それはそれで人の目が気になってしまいます。こんなことを考えるのは、私の考えすぎなのでしょうか。お忙しいところ、こんな悩みで申し訳ありませんが、ご助言を頂けると助かります。どうぞ、よろしくお願い致します。
乳がんの術後治療で悩んでいます。ステージ1湿潤ガン しこりの大きさ1.8cm リンパ転移なし脈管湿潤なし ホルモン感受性ER100PgR0 グレード2 Ki67 29% HER-2 陰性。サブタイプ ルミナルBタイプで、抗がん剤治療をすすめられました。自分としては放射線治療とホルモン治療で進めたいと思っていたんですけど、やはり抗がん剤治療をやったほうがいいのかと悩んでいます。
これからの治療を考えていくにあたって、以下の事を教えて欲しく思います。長文恐縮しています。どうぞよろしくお願いいたします。
1) (乳癌診療ガイドライン2015~P34のATLAS試験内容について)
タモキシフェン10年投与と5年投与を比較したATLAS試験で、10年投与群が術後10年以降の再発率を3.7%(リスク比:0.75,95%CI:0.62―0.90),死亡率を2.8%(リスク比:0.71,95%CI:0.58―0.88)減少させた。とあるのに対し、aTTom試験では、タモキシフェン10年投与群で再発率を低下(リスク比:0.85,95%CI:0.76―0.95)させ,投与10年目以降の乳癌死亡率を低下(リスク比:0.85,95%CI:0.76―0.95)させたとありますが、aTTom試験では具体的にどの程度再発率や死亡率を下げたのでしょうか? ATLAS試験に比べ、あまり良い結果が出なかったと聞きました。
2) (乳癌診療ガイドライン2015~P34のATLASとaTTomの統合解析内容について)
「10年投与群で乳癌死亡率比は25%(リスク比:0.75,95%CI:0.65―0.86)低下させることが示された。」とありますが、ATLASとaTTomの統合解析の結果が、乳癌死亡率比は25%に対してATLAS試験の死亡率を2.8%下げたのでは大きな差があるように思うのですが、この差はどういうことでしょうか? 実際タモキシフエン5年と10年では、どの程度の利益があるのでしょうか? (リスク比:0.75,95%CI:0.65―0.86)の具体的な意味を教えてください。
3) (乳がん診療ガイドライン2015~p33の背景・目的の内容について)
「閉経後ホルモン受容体陽性乳癌の標準的術後内分泌療法はタモキシフェンの5年投与であったが,ランダム化比較試験により,OSの改善は明らかでないものの,DFSを統計学的に有意に改善することが示されたため,アロマターゼ阻害薬を含む治療法が標準治療となった。しかしながら,タモキシフェンとのDFSの差はあまり大きくはない。」とありますが、これはタモキシフエン5年とアロマターゼ5年を比較してDFSの差が大きくないと言っているのでしょうか? それともタモキシフェン5年とタモキシフェンとアロマターゼ阻害剤を5年のうち2~3年含む治療との差のことを言っていますか? アロマターゼ阻害薬を含む治療法の具体的な内訳を教えてください。DFSの差は、数値的にどれくらいの差なのでしょうか?
4) (乳がん診療ガイドライン2015~p33の解説の内容について)
「ATACとBIG 1―98のメタアナリシスの結果、タモキシフェンの5年投与 アロマターゼ阻害薬の5年投与 の比較を統合したメタアナリシスの結果では,観察期間平均5.8年の時点で、アロマターゼ阻害薬はタモキシフェンに比較し,再発リスクを23%減少(リスク比:0.77,SE 0.05)させたが,乳癌による死亡は有意に減少させることができなかった(リスク比:0.89,SE 0.07)2)。」とありますが、観察期間平均5.8年の時点で、アロマターゼ阻害薬はタモキシフェンに比較し,再発している人は23%少なかったけれど、再発してクオリティーライフが落ちていような状態であっても生存している人も含めて同等だったということですか?
5) (乳がん診療ガイドライン2015~p33の解説の内容について)
レトロゾール2年治療後にタモキシフェンにスイッチして合計5年治療した群と、レトロゾール5年単独群と比較して再発イベントに有意な差はなかった、つまりレトロゾールをどの時期でも入れ混むならレトロゾール5年と変わらない効果があるという風に解釈していいですか? ここでタモキシフェンのみで治療した時の差はいくらぐらいになると予想されますか?
6) (乳がんガイドライン2015~P35・上段)
再発リスクが低い場合には,アロマターゼ阻害薬とタモキシフェンの再発リスクにおける絶対値の差は小さく,大規模臨床試験の結果を受けてタモキシフェンの10年投与が推奨されたため,併存症や投与した際の有害事象を考慮して,タモキシフェンを投与することは妥当である。
上記について、再発リスクの絶対値の差は、具体的数値はおよそどれくらいになりますか?
この度、乳ガンになり、術後の抗がん剤治療について迷っていますので、ご相談させてください。
2016/2/9 ガン細胞最終病理結果
・1×1cm(娘結節)、主結節の割面なし
・非浸潤 → 浸潤
・rtAC1×1cm, pT1,f, ly0,v0
・atypia3;mitotic score3;Nuclear grade3
・SLN(0/2) リンパ節転移無し
・ER(-),PR(-),HER2(-) トリネガ
左乳房上内側部病変に対し、乳房切除術が施行されています。32切片を作成し検索しました。既割が水平に入った部分で、#5、8のみに腫瘍が観察された。直径1cmで中心が壊死に陥った腫瘍です。辺縁に異型細胞増殖巣が散見されます。管腔を伴う小索状胞巣が分葉状に増殖し周囲にmyxoid changeを伴っています。核異型が目立つ腫瘍細胞です。孤在性の浸潤が胞巣周辺にあり、大型異形核が見られます。脂肪織内浸潤が見られます。脈管侵襲は認めません。断端陰性。リンパ節転移は認めません。
この病理結果から、主治医からは抗がん剤は「絶対」ではないので、私自身で決めるように言われました。もし抗がん剤をするのであれば、EC・CEF療法4クール+ドセタキセル4クール 計8クール(半年)だそうです。抗がん剤を進めた理由は、年が若いこと(36歳)・トリネガ・顔つきがグレート3であるためだそうです。 そこで何点か質問があります。
1) 進められた化学療法は合っていますでしょうか。主治医から冊子を2冊渡され、「よく読んでから考えて」とだけ言われ、簡単な説明も費用についても聞いておりません。このタイプは一般的な副作用の程度でいうと、低・中・高のどれにあてはまりますでしょうか。
2) また、タキサン系はパクリタキセルの方が良いのでしょうか? 違いがわからないのです。
3) 私は抗がん剤療法をやるべきでしょうか。
以上になります。長々と本当に申し訳ありません。お忙しくお疲れのところ、大変恐縮ですが、御回答お待ち申し上げます。
65歳(閉経済み)の母のことでお尋ねしたいことかあり、メールさせていただきました。先月、部分切除の手術をし、先日下記のような病理の結果が出ました。
浸潤性乳管がん、ステージI
腫瘍のサイズは12×12×8mm
断端陰性、脈管侵襲なし、リンパ節転移なし(0/3)、
核グレード1(NA=1,MC=1)
ER(+)、PgR(-)、ki-67 4%、 HER2(0)
質問させていただきたいのは、放射線治療を受けるか否かです。主治医からはホルモン療法のみでよいと言われていますが、日本乳癌学会の診療ガイドラインで状況を照会すると、「放射線治療を強く勧める」との記載があります。その他も素人なりにいろいろ調べてみたのですが、医師や病院により見解が異なり、悩んでいます。母は足が少し不自由なので、毎日の通院(放射線治療)は負担になると思う反面、母にはガンの再発の可能性を減らして元気でいて欲しいのです。お忙しい中とは存じますが、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
初めてご相談いたします。昨年7月に乳ガンと診断され、8月より化学療法を受けて、1月に手術で右乳房の全摘とリンパ郭清をレベル3まで行いました。手術前のMRIではリンパ節、乳房とも画像上の腫瘍は消えており、エコーでは乳房の腫瘍は瘢痕ではないかとの事でしたが、術後の病理検査の結果、乳房には1㎝×0.5㎝のガン細胞が残っており、リンパ節には1個のガン細胞が残っていました。化学療法開始前にはリンパ節が鎖骨付近までゴロゴロと腫れており、乳房も癌がかなり広がった状態でした。ステージは3Cでした。癌のタイプはルミナールBのHer2陽性です。化学療法の効果判定は2bという事でした。今後は5週間の放射線治療、ハーセプチン、ホルモン療法を行います。術前化学療法として、ウイークリーパクリタキセルとハーセプチンを11回(12回目は体調不良で中止)、Dose-denseAC療法を4回のかなり辛い治療を受けて来たのですが、PCRとならなかった事が大変ショックで、再発の恐怖に怯えています。効果が2bというよく化学療法が効いても、私のようなケースは殆ど再発してしまうのでしょうか? 私のようなケースの5年、10年無病生存率、生存率を教えていただきますようお願いいたします。また上記以外に再発防止の為の治療があるのであれば、お教えいただければと、併せてお願いいたします。
No.11838です。先日はご解答ありがとうございました。今日、市の医療機関乳がん検診(エコー・触診)を暫くぶりに受けてきました。書類が入っているファイルに3年前に見たあの嫌な精密検査用紙が一緒に入っていたので、ドキドキしながらエコーをとり、診察室に戻りました。診察室に入ると、自覚症状や問診票に書いた事を乳腺科の先生に色々聞かれました。経過観察中の病院名を伝えると、「乳腺専門医の☆☆先生かな?(☆=主治医の先生)☆☆先生が定期的にみてるなら大丈夫。」との事で、今日のエコー画像をみながら、「良性、大丈夫」と、あっさり言われました。一緒に入っていた精密検査用紙を、看護師さんに、「これいらないから受付に返して」と、渡していました。今日の検診結果をもらいましたが、どんな意味か教えて下さい。
Rt-mamma
E領域3時に腫瘍を認めます。大きさ3×5×4mm
円形 堺界明瞭平滑 内部エコー等エコー均一 後方エコー不変
カラードプラにて血流シグナル認めず
他、11時半方向に2mm大のcystic massを認めます
Lt-mamma
12時、2時に腫瘍を認めます 大きさ5×7×6mm→12時 3×7×5mm→2時 円~楕円形
堺界明瞭平滑 内部エコー等エコー均一 後方エコー不変~軽度増強 カラードプラにて血流シグナル認めず
乳管の異常 - 腋窩LN腫脹 -
宜しくお願い致します。
お忙しい所、恐れ入ります。姉が乳癌発症、手術不可能な大きさのためホルモン治療後TC療法を経て、現在XC療法中です。まだ手術は出来ていません。ホルモン治療の際から月経は止まっています。ルミナールBのステージ3Bです。相談に乗って頂きたいのは、ホットフラッシュの副作用対策です。過去ログを拝見しましたが、命の母Aのような市販の更年期障害用のサプリについての記載はみつけることが出来ませんでした。
姉は副作用が強く、30分毎にホットフラッシュになり、大量の汗と吐き気、めまいがするそうです。そのため夜もよく眠れず、また、体温調整が上手くできず、風邪をひきやすくなっています。現在はホルモン治療はせずに、経口抗がん剤のみですが、ルミナールタイプでも、命の母のようなサプリを飲んでも問題ないのでしょうか? また他に抗うつ剤や漢方以外の有効な方法はありますでしょうか? どうか教えて下さい。宜しくお願い致します。
2005年 1月:乳房温存手術・腫瘍径20㎜・充実腺管癌・リンパ節転移なし ・ ホルモン弱陽性 ・HER2 3+ ⇒タモキシフェン・ゾラデックス
2006年12月:肺転移・最大径15mm ⇒ハーセプチン単剤
2007年10月:肺転移・最大径33mmへ増大 ⇒ハーセプチン+ゼローダ
2008年 1月:肺転移・最大径 9mmへ縮小・頸椎転移 ⇒ハーセプチン+ゼローダ(減薬3→2錠)
2009年12月:肺転移・最大径 9mm・頭蓋骨転移の可能性 ⇒ハーセプチン+ゼローダ(更に減薬)
2012年 2月:肺転移・最大径11mmに増大 ⇒ハーセプチン+ゼローダ継続
2012年 9月:肺転移・最大径13mmに増大・頭蓋骨転移確定 ⇒ハーセプチン+ゼローダ継続
2013年 5月:肺転移・最大径15mmに増大 ⇒ハーセプチン+ゼローダ継続
2013年11月:肺転移・最大径22mmに増大 ⇒ハーセプチン+パージェタ+ゼローダ継続
2014年 5月:肺転移・最大径25~30mmに増大+15mmの腫瘍あり、腹部リンパ節に腫れが認められる(転移なのか?)⇒ハーセプチン+パージェタ・(ゼローダ中止)
2016年 1月:肺転移・最大径60mm位+30mm位、その他小さい腫瘍あり、脳転移なし ⇒ハーセプチン+パージェタ継続中
カドサイラへの切り替えを検討しています。副作用の倦怠感が気になるのですが、タキサン系と比較すると、発現率、程度(強弱)はいかがでしょうか? 又、その他の副作用はいかがでしょうか?
以前も親身なアドバイスをありがとうございました。術後、もうすぐ2年が経とうとしています。病理は、左1つのみ(2.4センチ、ER100%PGR100%、断端陰性、センチネル1つ転移あり、リンパⅠ、Ⅱ転移なし、Ⅲ残す、ki67-40%)です。術後にEC4回、タキソテール4回を終了し、今はリュープリン(3ケ月ごど)とノルバデックス服用してます。
ここ数日、術側の鎖骨下あたりに、うっすらアセモのような湿疹があり、痒みがあります。皮膚転移の症状でしょうか。痒み以外には症状がないので、しばらく様子を見て、次回の診察でも大丈夫でしょうか。湿疹が出る前日、締め付けるような洋服を長時間着て、汗をたくさんかいていました。(関係なかったらすみません。) お忙しい中、お手数ですが、どうかよろしくお願い申し上げます。