11年前に右胸に発症。温存手術の後3年後、同部位に再発し全摘手術。その後も局所再発を繰り返し、部分切除。ホルモン受容体陽性で、ホルモン療法を行ってきましたが、昨年1月に皮膚転移とリンパ節転移を確認、手術不可のステージ4と診断。以後、化学療法でアバスチンとパクリタキセル、ベージニオとフェソロデックス、アフィニトールとエキセメスタン、ハラヴェンと続き、現在はジェムザールを投与中ですが、マーカーの数値が徐々に上昇して、これ以上使える薬剤はないと主治医に宣告されました。今は、皮膚転移は胸壁を破り、ゴルフボールほどの大きさになり、ガーゼを交換するたびに出血があります。本当にもう使える薬剤はないのでしょうか? 提案として、ベージニオ使用時、副作用が酷く、1週間服用で中止になったので、再度ベージニオの量を減らして使用してみるのも考えるとのことですが、それは有効でしょうか? もう薬剤がないのなら再チャレンジも考えています。
抗がん剤治療で閉経しました。エクオールを飲んでみようかと思いますが、乳がん患者は飲まないほうがいいですか? 女性ホルモン低下による症状と転移のリスクを天秤にかけています。
私は最近、乳頭の皮がむけてしまったらしいです(中2です)。下着に毎日汚れが付くし、下着とその部分がくっつきます(ずっと)。それをはがす時もすごく痛いし、普通にしていても痛いです。3日ほどたちますが、毎日痛みは強くなるばかりです。菌などが入ってしまわないかも心配です。というか怖いです。乳がんですか? 親に言えないし、すごく怖くて痛くて辛いです。返信お願いします。
HPNo.12831で質問させていただきましたが、ご丁寧な回答いただき、ありがとうございます。下記回答に対して教えてください。
「ですから脈管侵襲(―)だから脈管の中に癌細胞が流れていないとは言い切れないのです。脈管侵襲がないのにリンパ節転移があるということは珍しいことではありません。」
要するに、リンパ節微小転移がある以上、病理検査にて組織を薄くスライスしたものの中には脈管侵襲は見られなかったが、スライスの位置が少しずれていたりしたら、そこで脈管侵襲があっただろうという理解で合っていますか? つまり、「リンパ節転移あり=病理検査で確認されなくても、どこかでは脈管侵襲あり」ということでしょうか?
以前一度相談させていただきまして、丁寧に答えていただき、理解できました。ありがとうございました。今回、術後の病理結果がでました。また教えていただけたらと思います。
病理組織診断
Left breast Bp+SN total size about 5mm low grade pTis(DCIS) g. Ly0.V0.pN0(SN=0/1)
左乳腺部分切除検体、センチネルリンパ節生検
提出材料は88×86×30mm大の左乳腺部分切除検体、ならびにセンチネルリンパ節1個です。割面像では明らかな腫瘤病変は同定困難です。組織学的に割面GHIJにかけて間質の線維化や軽度の炎症細胞浸潤、浮腫と出血が認められST-MMT後の組織変化として矛盾ありません。標本26においてcolumnar cell lesionsの集簇像が認められ、わずかに異型上皮の乳頭状増殖像が見られます。コメド壊死(-)分泌型石灰化(+) 既往検体と合わせてLow grade ductal carcinoma in situの像と考えます。間質浸潤像、脈管侵襲は認められません。別途提出された乳頭側、内側、尾側断端に明らかな癌細胞は認められません。切除断端はいずれ方向も陰性と考えます。センチネルリンパ節1個は4分割で標本作製されています。リンパ節に癌細胞の転移は認められません。
上記の病理結果での放射線治療の省略は現実的でしょうか。やはりガイドラインに沿って放射線受けるべきでしょうか。宜しくお願い致します。
近くの病院で11mmの乳癌と診断されましたが、来週、紹介状と生検の検体をもらって、別の病院で検査と治療を進める予定です。紹介の病院も家近くの総合病院ですが、やはり私自身かなり不安で、最初から専門のガンセンターを選ぶべきでしょうか? ご意見をいただきたいです。
4月後半に乳がんを診断され、6月に部分切除、その後断端陽性の為、7月に全摘しました。最初の検査では6ミリの浸潤径だったのに、術後の病理検査では2ミリになっていました。これは誤差でしょうか。手術までの間に小さくなることはあるのでしょうか。浸潤径2ミリということで無治療になったのですが、全摘であれは根治とみなしてもよろしいのでしょうか。たとえ2ミリでも、浸潤しているので、リンパや血管の中に入り込んでいるのではないかと不安です。しかし、もともと更年期症状がひどく、ホルモン剤は飲みたくありません。これ以上ひどくなるのはつらいです。無治療では再発率5%と言われました。あとK i67は19%でしたが、これは安全な数値でしょうか。ルミナールAで、おとなしいガンだと言われました。色々質問してすみませんが、ご回答よろしくお願いします。
ヤフーニュースの乳がん闘病記で、部分切除でなくなった部分を脇の肉で埋めたという手術をしたとありました。脇の肉を取って腫瘍あとに詰めた別移動なのか、脇の方から肉を寄せる感じで空いた部分に盛る感じの位置ずらしなのか、どんな感じなのでしょうか? 部分切除の綺麗に出来る情報が少ないので知りたいです。
お忙しいところ、大変詳しく丁寧にお答え頂き、感謝しています。この様な相談室を設けてくださり、ありがとうございます。先生の頑張ってくださいとのお言葉、大変嬉しかったです。ありがとうございました。
先日はご回答いただき、ありがとうございました。とても勉強になりました。お忙しい中、申し訳ありませんが、追加でご質問があります。よろしくお願いいたします。私のご説明が足りず失礼いたしました。主治医からは、ゼローダの後、ホルモン療法10年とアベマシクリブ2年と提案されております。アベマシクリブがとてもよく効くとネットで知り、期待しています。転移の可能性が高いため、主治医もとても親身に考えてくださっているので、ゼローダのエビデンスを知りたいと思いました。
私は再発やトリネガでもないのに、ゼローダを使用しても、保険適用になるのでしょうか。ゼローダをアベマシクリブより先に服用することで、メリットはありますか。まだ若いので、転移を少しでも防げるのであれば、追加の抗がん剤でも頑張りたいと思っています。ゼローダの他に推奨される抗がん剤はありますか? ルミナールAの場合は、転移を防ぐためにはアベマシクリブをホルモン療法に追加するだけで充分ですか? 先生でしたら、放射線治療の後、ホルモン療法10年+アベマシクリブ2年→ts1を1年→ゼローダ半年をお勧めされますか? 何度も申し訳ありませんが、ご回答のほど、よろしくお願いいたします。