Question

No.12811 10年以上のホルモン治療

よろしくお願い致します。現在51歳です。2011年7月に右乳がん全摘手術をし、抗がん剤治療、断端陽性だった為、放射線治療をし、10年間タモキシフェンを飲み、5月で終了します。再発はしておりません。今回、整形外科にて骨粗鬆症の治療として、ラロキシフェンを飲む事を提案されました。そこで質問なのですが、
1)10年間タモキシフェンを飲んだ後、ラロキシフェンを飲んでも、副作用等、問題ないでしょうか。
2)ラロキシフェンは乳がん再発にも効果があるでしょうか。
やっと10年経った所で、ラロキシフェンを飲むのは抵抗があったのですが、乳がんにも効果があるのであれば、飲んでみようかなと、悩んでおります。お忙しい所恐れ入りますが、ご助言頂けると助かります。よろしくお願い致します。

No.12810 肉芽腫石灰化

乳がんを患い11年目です。1年前に全ての治療が10年かけて終わり、現在45才になります。1年に一度マンモグラフィとエコーをしております。

1)マンモグラフィが、温存手術のため乳房が少なく、挟むだけなく、毎回痛くて泣いています。主治医に相談したところ、MRIでもいいと思うと言われましたが、どうでしょうか?マンモグラフィより細かく見られるのでしょうか?

2)肉芽腫石灰化について、1年に一度検査しています。主治医は、「大きさなど変わりない、問題ない」と言いますが、肉芽腫石灰化が悪性になる可能性とかあるのでしょうか?

3)ホルモン剤をやめて6ヶ月後に生理が来ました。ものすごく不純で、40日間隔とかできたりします。正常にもどりますか?

No.12809 術後の浸出液について

4月20日に右乳房の温存手術をして、24日に退院し、28日に外来にて抜糸をしました。その抜糸した傷口のうち、2ミリ程の傷口から浸出液がずっと出ています。そこ以外の傷はふさがっています。最初はガーゼに少し染みる程度で少なかったのですが、一昨日シャワーを浴びている時、右乳房を泡で優しく撫でた際に、急にダラダラと浸出液が出てきました。何枚もガーゼを交換しないといけないぐらい出てしまい、ようやく浸出液が落ち着いたと思ったら、傷口の上部の部分が凹んでいました。

1)この凹んだところに浸出液が溜まっていたのでしょうか。それ以来、2枚重ねたガーゼを一日2、3回交換するぐらいの量が出ています。また、今は凹んだところは少し膨らみ、また浸出液が溜まっているのかな?と感じるところです。触るとぷよぷよとした感触です。

2)いつまでこの浸出液は続くのでしょうか。浸出液の色は薄い黄色と薄い赤が混じっています。

3)子どもがまだ小さいため、安静にしてなかったのも原因としてあるのでしょうか…。腫れはなく、痛みは気にならない程度です。

4)受診の予定はまだ先なのですが、早めに連絡した方がいいのか、受診日まで待っても大丈夫なのか、とても気になっています。教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

No.12808   今後の治療について(HPNo.10806)

No.12806で質問した者です。清水先生に返答頂きました。有難うございます。
耐性の質問で、『今のベージニオ+フェマーラ治療に耐性が出来た場合、フェマーラをフェソロデックスに変える方法が勧められる』とありましたが、主治医はフェマーラ変更ではなく、ベージニオの方を抗癌剤に変える治療を勧めて来ると思います。主治医は、ベージニオがメインで、フェマーラはベージニオの補助的薬として使っていると思います。(また、重篤な患者が出たせいで、イブランスは使用しない、と言います。)
私としても清水先生の言われるように、抗癌剤の前に、ホルモン剤治療を試したいと思いますが、私(素人)がプロ(ドクター・主治医)に対して治療方法を提案しても良いものですか? 主治医が「抗癌剤治療をする!」と言うのに、ホルモン剤選択という自分の希望を伝えても良いのですか? 主治医の治療方針に従わなければならないのでは?と不安です。また、もしも抗癌剤治療をする事になった場合でも、出来れば点滴や注射ではなく、内服治療をしたいと思っています。今の私の状態で内服治療が出来る抗癌剤はありますか? また『晩期再発』とは進行がゆっくりしている再発という事と思いますが、私は3回も再発しています。これでも“ゆっくり進行”と考えて良いでしょうか? 何度も質問し、申し訳ありません。宜しくお願い致します。

No.12807   CTレポートについて(2) (No.12805)

清水先生、回答ありがとうございました。治療に関してですが、文足らずですみません。

2020年に乳癌がわかり、抗がん剤(AC.パクリ)、全摘手術、放射線が終わり経過観察中にCTを撮ったところ、今年の2月に遠隔転移がわかりました。局所再発、多発リンパ節、肺転移、癌性リンパ管症疑いとのレポートでした。その後、ハラヴェンで治療中で、4月にCTを撮ったところ [肺胸膜の多発転移や癌性リンパ管症は不明瞭化している] との記載でした。主治医からの詳しい説明は9日にあるので、レポートのみ放射線科からもらいました。そのためレポートの内容について知りたく、質問させて頂きました。

以前主治医からは、肺転移なので命に関わる臓器なので余命も月単位だと言われていました。それが縮小、奏効したと思っていいのでしょうか?

 

No.12806 抗がん剤治療をするべきですか?

私は、初発の手術から20年が経ち、2年前に肺とリンパに転移再発が見つかり、現在はベージニオ+ファマーラ治療をしています。いずれ薬の耐性ができ、抗がん剤治療になると思います。以前、耐性が出来た時の治療について、こちらの先生にお聞きした時は、フェマーラを変えるか、またはベージニオをイブランスに変える方法を教えて頂きました。しかし主治医はイブランスを使いません。なので、次はマニュアル通りの抗がん剤治療になると思います。そこで抗がん剤治療についてお聞きしたいと思います。腫瘍が小さくなっても生存率は変わらない、と聞いた事があります。奏効率が高い抗がん剤治療があり、腫瘍が小さくなったとしても生存期間は長くはならないとしたら、抗がん剤治療は行うべきなのか?行なった場合と行わなかった場合の効果はどう違うのか?治療した場合どうなるのか?と、思い始めました。
①生存期間が変わらない事やQOLを考えると、辛い抗がん剤治療を長く続けるのと、治療しないという選択は、どうなんだろうと考えたりします。抗がん剤治療をした場合と、しなかった場合の違いを教えて欲しいと思います。
②また私のような再発転移がんの抗がん剤治療は、辞める時がなく、死ぬまで永遠に抗がん剤を続ける治療になるのでしょうか?
③また、私は初発から20年経っていますが、3回も手術をしています。初発37歳、43歳、46歳に乳がん見つかり、3度の手術をし、2年前に再発転移が見つかりました。私のペースは乳がんの進行スピードとしては速い方なのでしょうか?
長くなりましたが、宜しくお願い致します。

No.12805 CTレポートについて

2月に遠隔転移が見つかりました。先日CTを撮り、レポートに [肺胸膜の多発転移や癌性リンパ管症は不明瞭化している] と書いてありました。これは腫瘍がどのようになっている状態なのでしょうか?

No.12804 何年も痛い

今、中学3年生です。小学5年生あたりから、胸を押さえたり腕があたったりすると、痛いです。しこり?のようなものがあって、小5から中3まで、治らず、ずっとそのままです。恥ずかしくて、親に相談できません。悪化するわけでもないですが、なおりません。何かの病気でしょうか?

No.12803 HER2陽性乳ガンの治療法について

51歳。術前では、画像上ということでステージ2bとなり、サイズ4.5センチほどのリンパ節転移あり。2つ。HER2陽性3+のホルモン−。 ki67は、45%でした。術前抗がん剤として、ドセタキセル+ハーセプチンの4クール行いました。

術後、右乳房全摘した後の病理検査ではステージ1となり、浸潤がん1センチ、非浸潤ガン含めると4センチとなり、リンパ節は、ひとつ摘出して、無しということでした。その後 カドサイラ14回予定で、現在6回目となっています。今回 術前にAC.EC療法など行っていない事や、放射線治療もやっていない事から、転移再発を心配しています。担当医に伝えた所、お薬がよく効いているのと、根拠のある治療法ですと言われたのですが、とても気になって相談いたしました。ネットなどでは、同じサブタイプの方、やはり皆さん ハーセプチンの他にも抗がん剤を使っているのですが…。よろしくお願いします。

No.12802 肺転移の可能性

左側温存、術後1年半検診で、血液検査とCT(単純CT)を受けました。CTの結果、背骨に隣接して4.4mmの影があることを指摘されました。影は真っ白ではなく、少し薄い感じです。がんセンターを受診していましたが、術後1年3か月検診から、地域連携クリニック(かかりつけの内科で、乳がん検診もやっています)にて、定期検診を受けています。肺も写っていたため、影が肺にあるのか背骨にあるのかが、はっきりしていません。
●〇(●=影、〇=背骨)←こういう感じです

地域連携クリニックの医師曰く、高齢者の方のCTを撮ると、わりとよく写るもの(背骨にできた突起?)か、何らかの炎症の痕ではないかとのことでした。温存のため放射線治療も受けており、左側なので心臓にかからないように照射していますが、背骨のあたりまで放射線が届いているかどうかまではわかりません。

肺転移の可能性も完全には否定できないのですが、今回は経過観察として、3か月後に再度CTを撮影することになりました(影の詳しい位置について質問することを失念しました)。

乳がんは左側C’領域にあり、腫瘍径2.4cm×1.9cm、浸潤径2.3cm×1.8cmの充実型、センチネルリンパ節3個のうち1個に微小転移あり(郭清なし)、断端陰性および脈管侵襲なしです。サブタイプは、ER10%、Pgr-、HER2+1、ki67値は50%以上、グレード3で、分類上はルミナールBですが、ER値が閾値ギリギリのため、ほぼトリプルネガティブとみなしてよいそうです。
術後化学療法(FEC×4、ドセタキセル×4)後、放射線治療(2.66Gy×16回)と並行して2021/6からホルモン治療(ノルバデックス)を受けています。

血液検査は腫瘍マーカーも含め正常値でしたが、原発乳がんの際も腫瘍マーカーはそれほど高くなかったとのことなので、正常値でも安心できる材料にはならないと思っています。背骨に骨転移していた場合は、骨の中に異常が写ると思いますが、骨の中ではなく背骨に隣接して写っているため、骨転移ではないと考えています。また、影が肺にあるとしたら、かなり端にあることになります。肺転移だとしても、4.4ミリなら症状もないはずとのことで、今回は経過観察となりました。3か月後のCTで大きさに変化があれば、精密検査をしなければならないようです。この状態で肺転移の可能性はあるのでしょうか? CT読影は、連携クリニックの医師が行ったようです。