Question

No.13320 化学療法の選択

54歳、女性。今年の10月末に乳がん温存手術を受け、病理検査結果を聞きました。

浸潤性乳管癌、浸潤径28×9㎜、浸潤径+乳管内進展巣28×14㎜、腺管形成3、核の多形成2、核分裂像3、計8のグレード3、ER3b,PgR3a,HER2+1,Ki67(67.8%)

術後薬物療法で化学療法、ホルモン療法を勧められています。そこで、AC×4+ドセタキセル×4か、TC×4のどちらかを決めるよう言われています。医師より、どちらが効くかはわからないとの説明でした。どのように判断すれば良いのか悩んでいます。もちろん、再発や転移はできるだけ避けたいと考えています。一方で治療が短いに越したことはないとも思ってしまいます。どのように考えたら良いか、ご助言いただけるとありがたいです。

 

No.13319 トリプルネガティブ乳癌

妊娠中にトリプルネガティブ乳癌の診断を受けました。kir 28-35% 診断が8ヶ月の時だったので、37週で帝王切開を行ない、その2週間後にMRIなどの全身検査をし、治療を開始する予定です。妊婦健診での血液検査の結果AST 40 ALT 62で肝機能の数値が高いのですが、もうすでに転移している可能性が高いということでしょうか?

No.13317 術後病理診断報告について

初めて質問させていただきます。よろしくお願いします。8月に右乳房部分切除を受け、先日、病理組織診断報告書を見せていただきました。その中に、「全体径と浸潤径は同等です」「乳管内成分は少量ですが認められます」と記載があります。「全体径と浸潤径は同等」の腫瘍は、全体径より浸潤径が小さい腫瘍に比べて、転移や再発の危険が大きい(予後が悪い)のでしょうか。それとも変わらないのでしょうか。また、「乳管内成分は少量ですが認められます」とは、どのような状態なのでしょうか。乳管内成分が認められなかったら非浸潤癌だったのでしょうか。ご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

No.13316 再発について

お願いいたします。私の妻ですが、21年前に乳がん手術をしました。ステージ2aでした。20年間、検査結果に異状はありませんでしたが、今年から違う病院を紹介されました。紹介先のクリニックで、初めてなのでCT検査と腫瘍マーカーをしましょうと言われ、10年ぶりくらいにCT検査と腫瘍マーカー検査を受けました。結果は、腫瘍マーカーの4種類(通常は2種類ですが、当院では4種類検査しているとのことでした。その中の通常以外の1つ)の中の1つの値が高く、CTの結果で強いて言えば背骨のところに微かに白い箇所があるので、元の病院で骨シンチを受けてくださいとのことでした。乳がんに完治はないという話を聞くので、とても心配です。再発の可能性は高いのでしょうか? また、背骨の骨転移の場合、予後はどうでしょうか?よろしくお願いします。

 

No.13315 病理検査とオンコタイプの結果

右乳がん部分切除、大きさ8ミリ、検体の中に2ミリの乳がんあり、ルミナールA、ステージ1、グレード2、ki 10から20パーセント、リンパ転移なし、脈管浸潤静脈にあり(どの位かは分かません)、段端陰性

病理結果は余り悪くない「普通の速さで育つ」と言われましたが、オンコタイプの検体はスコア27でした。「遠隔転移16%」、微妙な結果ですが、オンコタイプの検体は、病理の結果の普通の速さで育つより悪い結果なのでしょうか? 病理結果、自分の検体のオンコタイプ、どちらのタイプが私の乳癌の種類になるのでしょうか? 同じ私の検体ですが…。又、私の場合の様な人はオンコタイプを出す必要はないのでしょうか?主治医は、最初はオンコタイプを出す予定はないみたいでした。病理結果から、「抗がん剤をやる必要なし」と思っていたみたいですが、グレード2、脈管浸潤が気になり、先生に出して頂きました。主治医はオンコタイプの結果をみても、抗がん剤なしでいく予定です。オンコタイプの検体、病理検査の検体、どの様に捉えたらいいのか?教えて頂けたら幸いです。

No.13314 オンコタイプDXの結果の受け止め方と、主治医への相談の仕方

No.13299で回答いただいたものです。その節はありがとうございました。オンコタイプDXの結果が出たのですが、どう受け止めていいかわからず戸惑っています。お考えをお聞かせください。

62歳、浸潤性小葉癌、しこりの大きさ5.2㎝。2025年10月、左乳房全摘、ER:50%、PgR:0%、HER2:0、Ki67:5-10%、核グレード1、リンパ管浸潤:なし、血管浸潤:なし、リンパ節転移なし、ステージⅡB
病理結果から、主治医より、ホルモン療法(アナストロゾール)の他に、化学療法も考えた方が良いというお話があり、オンコタイプDXを申し込みました。

<オンコタイプDXの結果>再発スコア:29、10年遠隔再発率(TAM単独):17%
主治医に上乗せ効果を聞いたところ、「再発リスクが10%くらいになる」と言われ、TC療法を勧められました。
治療期間が3か月と短めだったのは嬉しかったのですが、やはり副作用が恐ろしく、そのことは主治医にお話したのですが、それ以上、何を相談していいかわからず、治療を受けることにしました。

しかし、「再発スコア26以上は化学療法上乗せが推奨される」というのは理解していたのですが、再発リスクが17%と知って、それほど高い数字ではないように思え、さらに抗がん剤上乗せして10%(=下がり幅が小さい)になることが大きなメリットなのか、イメージが湧きません。一方、抗がん剤の副作用の後遺症で末梢神経障害が続いたり、薄毛(禿)になったりして、その後のQOLが落ちるのではないかと心配でなりません。くよくよして眠りが浅く、胃腸の調子も悪く、このままでは抗がん剤をやる前に消耗してしまうと焦りを感じます。抗がん剤をやるのなら前向きな気持ちで取り組みたいので、何か頼みにできる考え方があれば教えてください。または、抗がん剤をやらないことも視野に入れて、もう一度、主治医と話してみたいとも思いますが、主治医に何をどう相談していいかわかりません。どうか、アドバイスをお願いいたします。

No.13313 悩んでいます

乳がんで、抗がん剤、手術、放射線治療の順で治療いたしました。今ホルモン治療でアナストロゾールを服用しております。医師からアナストロゾールとエスワンタイホウかベージニオの服用どちらか一緒に飲むことで再発リスクが減ると言われております。初めはベージニオヲ提案されました。ベージニオは副作用がかなり心配です。腫瘍がかなり大きかったので、エスワンタイホウはあまり再発効果がかわらないのでしょうか。ベージニオの方がよろしいでしょうか。ご意見よろしくお願いします。

No.13312 術後抗がん剤治療の必要性について

術後の治療方針を迷っており質問させていただきます。現在37歳で、2025年9月上旬に左側乳房の部分切除手術を受けました。術後の病理検査は以下の通りでした。

 ・非浸潤性入管癌(21×7mm) ・浸潤性入管癌(13×7mm) ・リンパ節転移なし ・切除断端:露出なし ・腫瘍グレード:1 ・脈管侵襲:なし ・遠隔臓器転移:なし ・TNM分類:T(腫瘍径)1C、N(リンパ節転移)0、M(遠隔転移)0 ・ステージ:1 ・エストロゲン受容体:1~10% ・プロゲステロン受容体:≧60%・Her2:2+(FISH陰性) ・Ki67:3-5%

 【オンコタイプ】

・再発スコア:23 

・10年遠隔再発率:AIまたはTAM単独12%(95%信頼区間8%、16%)

・抗がん剤上乗せ効果:RS21~25 7.1%(95%信頼区間1.4%、12.8%)

主治医からは、上乗せ効果があるので抗がん剤を勧めるけど、Ki67の値が低いので大人しいタイプの癌ではある。中間リスクだから抗がん剤は受けた方が良いと思うけど、強制ではないから受けなくてもいい、という曖昧なアドバイスのみでした。最近はホルモン治療の臨床試験も行われていて、抗がん剤の使用については医師の間でも意見が分れる、ということも追加で言われ、どうすればいいのか分かりません。上乗せ効果というのは、「RS21~25の人は平均して7.1%ですよ」という意味なのでしょうか? もしくは、私個人の数値で、同年齢/RS21~25と同じ中間リスクでも、上乗せ効果は人によって変わるものなのでしょうか? また、オンコタイプの結果の信頼区間の後に罹れている%の意味もよく分からないので教えて頂きたいです。