57歳、左側乳房全摘、ステージI(腫瘍径1.4cm, リンパ節転移なし)、ホルモン強陽性。2つ質問があります。
① 今年で術後5年目になり、初めて全身CTの検査を受ける予定です。以前こちらの相談室で、2018年の診療ガイドライン改定で、ステージI/IIの患者に対し、症状がない限り定期的なCT検査は推奨しない、とありましたが、5年目の検査も同じと考えてよろしいでしょうか。この20年間、色々な検査(特に胸部)で、CTを10-15回くらい受けているので、避けても支障が無いものなら避けたいと考えています。
② 6-7年前、左側乳がん診断以前の検診(エコー/MRI)の際、対側(右)0.5cm程度の結節?のようなものがあり、2年ほど経過観察しました。特に大きさに変化もなく、良性の可能性が高い、ということだったのですが、左側の乳がんがみつかり、術後ホルモン療法を続けていると、それが無くなってしまいました。もしや悪性だったのではと不安があります。
一度に違う内容の質問をして申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
2014年に乳がんステージ1 で部分切除し、放射線治療をしました。毎年定期検診で異常なしでしたが、先日悪性腫瘍が同じ胸に見つかり、これからCT検査をします。再発か新たな癌かは、手術してみないとわからないと。悪性度が高いと言われたのですが、遠隔転移の可能性は高いでしょうか。ER4、PGRなしだそうです。検査結果ですべてわかると思いますが、不安でこちらに相談させていただきました。
60才女性です。7年前に、右乳房 1.5cm×1.3cm×1.5cm 浸潤性乳管癌 硬癌 リンパ節転移なし、HER2陰性 ホルモン感受性有 ER70% ki-67 20% 温存術の後、放射線治療20回 タモキシフェンを4年、アナストロゾールを3年服用していました。
還暦を迎え、家族のプレゼントで、2月に人間ドックに行った所、MRIで、右肺上葉に8mm影が発見されました。腫瘍マーカーは、陰性、主治医に相談、もしくは半年後の再検査を進めますとの事で、ちょうどコロナ渦でしたし、服用残薬がまだあった事、遠隔転移は早期発見しても生命予後は変わらないと聞いていた事などで、主治医に相談に行ったのは、人間ドックの結果が出てから5か月後でした。主治医には、何故すぐに来ないと怒られましたが、画像だけでは、転移ではなく肺がんかもしれないと言われ、自分では想定していなかったので、驚きました。5か月経過していましたので、再度MRI検査をしましたが、影の大きさは、5か月前と不変でした。
胸部外科を紹介されましたが、場所が奥なので、摘出しないとわからないとの事で、胸部外科の先生のお見立てでは、50%は膿瘍、25%は肺がん、25%は乳がんの再発との事で、経過観察という方法もあるが、もしも、肺がんであれば、今摘出すれば、まだ小さいので、術後の化学療法は必要ないとのお話でしたので、摘出を選択しました。
また、手術を決めた後、FDG-PET/CTを行った所、右肺上葉の8mm結節のFDGの集積は、SUVmax=0.5、さらに右上葉中葉境界に2mmの結節(FDGの集積SUVmax=0.5)が発見されました。2mmの腫瘍は小さすぎるので、今回のオペでは取れないとのことでした。胸腔鏡手術で摘出の予定でしたが、場所が奥で見つからず、結局切開しました。
病理診断の結果は、乳癌の再発でした。オペ後1か月で、TS-1の内服を開始しましたが、吐き気、腹痛、下痢が酷く、1クール服用終了時には、10分動くと吐き気が襲ってきて、横にならなくてはいけない状態でした。(手術後から吐き気が続き、TS-1開始時には、トラムセット、ムコスタ、プリンペラン、ネキシウムも服用していたのも悪かったのかもしれません)
実は、根っからの仕事人間で、7年前に化学療法をしなかったのも、仕事を続けたかった私の希望からだった経緯があります。あの時、化学療法をしていればとの思いもありますが、その後、ずっと元気で、今年3月に無事定年を迎えられたので、自分では後悔はありません。定年後、今は給料は下がりましたが、嘱託で、1年契約の正社員扱いで、65才まで、同じ仕事を継続していくつもりでした。
今回も、吐き気や痛みはありましたが、オペ後12日で仕事に復帰しました。しかし、TS-1を服用していては、とても仕事が継続できそうにないので、主治医に、以前のように抗ホルモン剤の治療に変更できないか相談したところ、たまたま、TS-1で消化器症状が出ただけで、諦めてはいけない、ゼローダに変更しようとのお話でした。主治医は、初発の時に化学療法をしていない事もあり、化学療法を進めているのだと思います。ゼローダがダメだったら、化学療法の点滴だと言っていました。今は、TS-1からゼローダへの変更のための休薬期間です。TS-1を飲んでいる間は、すっかり病人でしたが、休薬後、徐々に元気になり、オペの痛みもなくなり、今は、なにも服薬せずに、元気で、まったく以前の生活です。
遠隔転移は治癒が難しく、今後は乳癌とずっと付き合っていかなければいけないのは理解しているつもりです。ただ、大きな腫瘍は摘出してしまいましたし、残っているのは2mmの腫瘍だけ、今は痛み等の症状もまったくありません。ゼローダの主成分がTS-1と同じなのを考えると、また消化器症状が出るのは避けられないように思いますし、手を使う仕事なので、ゼローダの副作用、手足症候群も気になります。
たまたま、人間ドックに行かなければ、発見はもう少し後で、後数年は元気に働けたのでは??と思ってしまいます。自分としては、病人でいる寿命を延ばすのではなく、健康寿命を延ばしたいです。この不況の折から、少しでも年金を増やしたいですし、もしも私が死亡しても遺族年金が増えると聞きました。働いたとしても、後最長4年半です。今は抗ホルモン剤を継続して働き続け、もう少し腫瘍が悪化してから、仕事を辞めて、抗ガン剤治療へ変更するのでは、いけないのでしょうか?
1ヶ月前に卒乳した者です。乳首が下着で擦れているのか、とても痒く、薄皮が剥けるのを繰り返しています。まだ母乳も少し出るので、その刺激でなかなか治らないのかなあと思っています。そのせいなのか、左の乳首の1箇所に、たまにかさぶたができ、血が出ます。この血が、乳管からなのか、皮膚が荒れていて出ているのかがわかりません。病院へ行けば良いのですが、前回病院へ行ったら、皮膚トラブルは良くあることだと、検査も特にせず、返されました。その場はそんなものかと思いましたが、不安になり、ここで質問させて頂きました。
産後、胸から血が出てしまったので、念のため乳がんの検診に行ったところ、エコーで左胸に嚢胞が見つかりました。嚢胞の中には隔壁があり、細胞診の結果、3aの鑑別困難でした。授乳中は細胞診の結果があまりよく出ない可能性があると先生からはお話がありましたが、そういったものなのでしょうか?
36歳、子供は3人です。昨年ステージ1の温存部分切除術を行い、丸1年が経ちました。リンパ転移もなく、術後の治療は、放射線治療、タモキシフェン、リュープリン3ヶ月に1度、注射をしてきました。今年の健康診断で肝臓に異常ありとの診断があり、乳がんの治療の副作用だろうとの判断(昨年までは何ともありませんでした)。先日、丸1年の検診でCTを撮ったところ、脂肪肝との結果でした。術後のCTと比べると、脂肪肝とはっきりわかりました。コレステロール値などは正常範囲内、生活習慣病や肥満ではないです。「タモキシフェンを飲み忘れることのないように続ければ、リュープリンは打たなくても、効果はほぼ変わらないので、やめますか。」ということになり、リュープリンは打たずに帰宅しました。担当医を信じておりますが、術後の説明では2年~3年は打つと言われていたので、1年でリュープリンをやめてしまって不安がないと言ったら嘘になりますので、ご相談させていただきました。
1)リュープリンの副作用で肝臓に負荷がかかるというのはありますか?
2)脂肪肝のことは様子見で、リュープリンを打った方が良かったのでしょうか?
3)リュープリンを打たない場合は生理の再開があるというのを聞きましたが、タモキシフェンの服薬では、生理や排卵は止まることはないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
宜しくお願い致します。エコー、マンモグラフィーで、線維腺腫と診断されたしこりがあります。乳がんは、周りと癒着しないために、あまり動かないと聞きました。私の線維腺腫はよく動きますが、一部線維腺腫とくっついているような周りの組織があります。触診ですが、線維腺腫と一緒に一部の組織もくっついて動きます。質問ですが、線維腺腫とは単体で、胸にありますでしょうか。
お世話になっております。NCC-ST439の値ですが、4月に14.8U/mlでしたが、今回9月で8U/mlに下がっていました。担当医も、「大丈夫でしょう」と、経過観察となりました。この値の増減の原因は、悪性腫瘍の他、何が影響するのでしょうか? 現時点では再発転移は起こっていないと判断して良いのでしょうか? よろしくお願い致します。
2015年に乳癌全摘手術を受けました。リンパ節転移1個でした。ノルバデックスを4年服用し、体癌検診で何度か疑陽性がでたり、小量ですが出血したりしたので、エキセメスタンに切り替えました。副作用で関節痛はありますが、まだ我慢できる範囲です。この間の血液検査で、ALPの数値が今までの130位から倍の260に上昇していました。1度の上昇では心配しなくてもいいのでしょうか? 最近とは言っても半年くらい経ちますが、胃もたれが続いています。これはエキセメスタンの副作用なのでしょうか? 担当医は、薬をエキセメスタンに変えた時に変わった3人目の担当医です。関節痛があると言うと、「じゃやめたら」と言われます。ホルモン療法は10年と、ずっと言われていたので、急にやめたらと言われると、どうしていいのかわかりません。ずっと10年服用と思っていましたが、ALP上昇も気になるし、胃もたれもあるし、骨粗しょう症の検査では平均の85%位だと言われました。核グレード1、ki-67 30%です。もうすぐホルモン剤を飲み始めて5年半になりますが、副作用もあるのでやめたほうがいいのでしょうか? 転移もとても気になります。
20年前に乳がんが見つかり部分切除、8年前に3度目の手術(全摘)をしました。今年5月に手術側の胸壁に再発、リンパと肺に転移も見つかり、ベージニオとフェマーラ内服治療が始まりました。今はベージニオ副作用の下痢も少なくなりましたが、体重減少が続いています。5月に38kgあった体重が34kgになり、3か月で体重の10%減です。私は悪液質を心配していましたが、主治医は”悪液質でない”という返事だけです。こちらの相談室の先生も悪液質について質問しましたが、「悪液質ではなく薬の副作用でしょう」という回答でした。
1) 私は癌が身体の栄養を奪って体重減少するのが悪液質だと思っていましたが、『悪液質』とはどういうものでしょうか? 薬の副作用での体重減少は悪液質と言わないのでしょうか? 主治医は体重減少を重く考えていないようですが、薬の副作用であれ体重減少はあまり重要ではないのでしょうか?
2) 治療後3か月半のCT検査で腫瘍が小さくなっていました。薬が効いているとの事ですが、これは延命に繋がるって事ですか? それとも癌が小さくなろうが、なかろうが、大きさに関係なく、余命は変わらないのでしょうか?
3) 他の方が色んな検査(MRI、骨シンチ、PETなど)をしているのを聞きますが、うちは月一回の血液検査と3~4か月に一回のCTのみです。これで本当に進行を把握できるのかも不安です。通院している病院は県の総合病院で、がん診療連携拠点病院と指定されている大きな病院ですが、ベージニオの経験が未だ殆どなく、質問しても曖昧な返事しか返って来ません。身体の不調、変化を伝えても、「私の考え過ぎ」という事で終わってしまいます。相談できる専門家がいないという思いでとても不安です。セカンドオピニオンも考えましたが、いずれ入院となった場合、大きな総合病院にいた方が良いのではないかとも思います。
4) 本当に今の主治医のやり方で大丈夫だと思われますか?
こちらの相談室の先生や他の先生の考えもお聞きしたいと思います。いくつか質問(①②③④)書きましたが、宜しくお願い致します。