No.11997 経過観察

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2016.12.22 K 0 Comments

初めて投稿します。宜しくお願い致します。48歳ですが、右乳房の痛みをきっかけに、10年程前からマンモグラフィ、エコー、触診の定期検診を受けてきました。今回の検診で、マンモグラフィの画像に、右乳房の白い影が左乳房より多く写っていました。昨年の画像と比べても、明らかに白い影が右だけ増えていました。医師は、「乳腺が重なって、こんな風に写る事も無いわけでは無い。エコーでは、しこりなど無いし、胸も固い所が無いので、総合的に判断すると、次の検診まで様子を見ましょう。しかし、1年は長いので、9月頃に受診して下さい。」との事でした。私は、動揺してしまって、咄嗟に、今のところ大丈夫なのですか?と聞いてしまいましたが…、大丈夫だとは、今は言えないと、おっしゃいました。次回の検診まで自分で触るなどして様子を見ながら待つのでいいのか、とても、不安です。ご意見を伺えたら嬉しいです。

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2018.09.14 清水 0 コメント

がん検診について考える良い機会ですね。皆さんは、がん検診を受ければ“ガンがあるかないかわかる”と思っていますよね。しかし、がん検診は受診者全てのガンの有無を判定するために行うのではなく、検診を受けた集団全体の生存率を上げることを目標としています。言い換えれば、がん検診で異常なしと言われても、ガンがある場合(偽陰性)もあれば、ガン疑いと言われてもガンがない場合(偽陽性)もあるのです。ガン検診は、この両方(偽陰性、偽陽性)をいかに小さくするかが課題なのです。例えば、乳がん検診は40歳以上、2年に一度のマンモグラフィー検診が推奨されています。なぜエコー検診が推奨されていないのでしょう? 何故毎年ではいけないのでしょう? エコー検査を追加すれば間違いなくガンの発見率は上がり、偽陰性は小さくなります。その代わりに、ガン疑いは増えて偽陽性が多くなり、多くの方にガンかもしれないという不安な思いを抱かせたり、不要な針生検検査が増えることになります。また、マンモグラフィーを毎年にすれば、やはり発見率は高くなるでしょうが、放射線被曝という問題が生じてきます。このように、メリットとデメリットのバランスを考えて標準的な検診方法が推奨されています。話が長くなりましたが、貴女の場合、触診もエコーも追加して行なっていますから、偽陰性になる可能性(ガンを見逃す可能性)は低くなっています(ゼロではありませんが)。その代わりに偽陽性になる可能性は高くなっています。今回はマンモグラフィーの所見で異常が指摘されたわけですが、触診、USで異常なければ、ガンである可能性は、マンモグラフィー単独の時より低くなっています。それでもガンを見逃している可能性はゼロにできません。そこで担当の先生は1年間隔を半年にして、見逃しだった場合のリスクを小さくしようと提案しているのです。現時点で考えうる最善の方法だと思います。理解していただきたいのは、がん検診でがんが100%見つかるわけではないということ、がん検診を受けることで、このようにガン疑いと言われて不安な気持ちになるという副作用?があるということです。それでも乳がん検診については、検診を受けない場合より受けた場合の方が、その集団全体の生存率が上がることが世界的に証明されているので、検診受診が勧められるのです。(文責 清水)

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