No.12134 術後の放射線療法について(HPNo.12130)

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2018.11.19 Y.M. 0 Comments

ホルモン療法についての回答を有難うございました。その後、何とか主治医に予約することが出来、病理診断についての詳細な説明を受け、ホルモン療法については、私には必要が無いと言われ、ホッとしました。あのまま指示に従って薬を飲んでいたら、ホルモン補充療法中止による影響とホルモン療法の副作用でひどい状態になっていたかもしれません。病理検査の結果では、主治医の術前の診断どおり、乳管内で糸状に1.9センチ進展していました。主治医の都合で、手術4日前に、夫と私に手術について説明してくれました。しかし、実際に執刀したのは別の医師でした。手術前夜にその医師たち(女医2人)によって、エコーを見ながら、切る範囲をマジックで印をつけました。主治医の説明では、マージンをつけて4,5センチほど切り取ることになると言っていましたが、それ以上の広い範囲にマークをつけられ、さらにマージンを加えて切ると言ったのには驚きました。しかし、患者の立場は弱く、手術を執刀して貰う医師に何も言えませんでした。そのことを今でも後悔しています。結局、6×8㎝大という広い範囲を切除されました。これからが私の質問です。最初の医師からは病理診断結果を殆ど説明して貰えなかったので、せめてパソコン上に映されている情報をプリントアウトしてほしいと言って貰ってきました。その中の所見についてです。

肉眼的には検体の頭側寄りに境界不明瞭な灰色調の病変を認めます。組織学的には拡張乳管内にsolidやcribriform patternを呈し増殖する非浸潤ガン性を認め、所々に石灰化を伴います。腫瘍細胞は緊満した細胞質を有し、核は不整形で大小不同が見られますが、comedo壊死は明らかではなくintermidiate gradeと考えます。癌の領域に硝子繊維化やelastosisを示す硬化性の変化が見られ、同部の腫瘍胞巣が索状や不規則な分岐といった形態をしめしていますが、p63およびSMAの免疫染色では腫瘍周囲の筋上皮は保たれており、浸潤は認められません。腫瘍の進展範囲はmapping上1.9×1.4センチ大と考えます。切除断端は陰性です。背景乳腺には小葉の萎縮、閉塞性腺症、硬化性腺症、乳管拡張、乳管内乳頭腫症など、乳腺症の所見を認め、乳管内に泡沫細胞の集簇、コレステリン結晶、石灰化が散見されます。

以上です。長文で申し訳ありませんが、この所見から放射線治療は必要と思われますでしょうか? 又、このように大きく切除されたのは妥当だったのでしょうか? 明日、放射線技師による説明と検査などがあり、そのままいくと来週から、放射線がはじまることになります。回答を宜しくお願いします。

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2018.11.19 石山 0 コメント

病理所見では断端陽性か、陰性か書かれていませんが、1.9cmの大きさですから、陰性で取り切れているということであれば、照射はいらないかもしれません。乳腺症の多彩な所見があるようで、術前エコーではその部分も含め病変が大きいと考えマーキングされてしまったのではないでしょうか? やはりそういった意味では取りすぎの可能性は常にありますが、切除範囲よりも乳房の大きさと切除範囲のバランスを考慮し、最終的な整容性が大事だと思います。一般的には非浸潤がんでも局所再発のリスクは0ではないので、放射線治療は当院ではおすすめしています。放射線科医師とよく相談ください。また、このような切除範囲決定には乳房MR検査を行うことも重要ですが、それは行っていないのでしょうか?(文責 石山)

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