No.12136 母(76才)の今後の治療の選択について(HPNo.12053)

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2018.11.27 K.M. 0 Comments

母(76才)の今後の治療の選択について悩んでいます。昨年もこちらで相談させていただき、2017年8月8日より、アバスチンとパクリタキセルで減薬しながら治療し、最大CEA:53.8、CA-15-3:113.1と上昇していた腫瘍マーカーが、2018年3月20日にはCEA:5.2、CA-15-3:28.7まで下がり、多発骨転移の集積も薄くなり、2㎝の肝転移も8㎜に縮小され、病状は安定していました。しかし、副作用で蛋白尿や高血圧(アバスチン終了後160位まで血圧が上昇)や手足の痺れ等があり、蛋白尿が原因で、2018年4月3日の投与でアバスチンとパクリタキセルが使用できなくなりました。
その後、2018年5月22日よりイブランスとフェアストンに変更され、腫瘍マカーがじわじわ上昇するも、2018年8月28日のCT検査までは画像変化はありませんでした。2018年11月5日のCT検査で、2㎝から8㎜に縮小した肝転移が1.8㎝位に拡大し、他にも新たに1㎝前後の肝転移が4箇所出現し、主治医より、アバスチンとパクリタキセル・ハラヴェン・治験(リポソーム製剤を使用したハラヴェンと同じような成分の薬剤)、3つの抗がん剤から11月26日までに選択してほしいと言われています。(直近2018年11月5日の腫瘍マーカーはCEA:24.6、CA-15-3:62.5)

アバスチンとパクリタキセルは、効果があり実績ある薬剤だが副作用がいずれ出てくると思われるので、長く使えないかもしれないし、期間が1年未満しか経過していないので、ハラヴェンか治験(リポソーム製剤を使用したハラヴェン同じような成分の薬剤)の方が良いかもしれないと言われいますが、ハラヴェンも効果があるかどうか使用してみないと何とも言えないとも言われています。

こうような状況なのですが、現病状でどの抗がん剤を使用するのが病状の進行を遅らせるのに有効と思われるでしょうか? また、主治医から提案されていない点滴ではないTS-1・ゼローダ・XC 療法等では、効果が期待できないのでしょうか? 母は、手足の痺れはあり、以前より歩く速度は遅くなったりはしていますが、現在血圧(薬は服用)や蛋白尿も改善され、食欲もあり、朝のウォーキング等も続けており、
比較的元気です。可能であれば、お答いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2018.11.27 緒方 0 コメント

お母様の再発治療に関するご質問ですね。どの薬剤が正解かは、我々も、誰もわかりません。それでも、治療薬を選択する際の何らかの判断基準というものが必要です。お母様の場合、副作用が強く出た薬剤は効果があったとしても、第一選択からは外れるでしょう。
次に、選択する治療薬は、効果を第一に考えるのか、生活の質とのバランスを考えるのかにかかってきます。肝臓の転移が、大きくなりすぎて生命に危険な状況であれば、効果を期待して何とか危機を脱するという考えもありますが、まだ余裕がありそうです。ここは、生活の質を担保しつつ、ある程度の効果も期待して使っていない治療薬を選択するべきでしょう。
治験薬の場合は、1時間以上時間をかけて説明して貰い、なぜ、その治験薬を試すのかを納得していただく必要があります。また、ハラウ゛ェンは良い治療薬で十分適応はあると思いますが、ある程度の副作用もあります。ご質問の中でも出てきた内服の5-FU系の抗がん剤も選択肢の中に入ります。
要は、お母様が納得して治療を受けることと、生活の質が保たれることが重要です。(文責 緒方)

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