No.11919 放射線治療について

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2016.07.08 Y 0 Comments

初めて投稿します。昨年2015年11月に右乳癌(浸潤がん)ステージⅡbの診断を受け、乳房切除術(胸筋温存)+腋窩リンパ節郭清手術をした結果、しこり3.5cm、腋窩リンパ節への転移は1箇所、ホルモン0%、HER2 3+とのことでした。術後、この時点では放射線療法はなしでとのお話で、12月末から、EC療法を4回→パクリタキセル+ハーセプチンによる点滴を受けてきました。先日、抗がん剤(パクリタキセル)が最後になり、放射線治療のお話しになりました。放射線治療はないものと思っていたため、戸惑っています。話を聞くと、手術の時にリンパ節に7つほど腫れがあったらしく、(うち、転移が認められたのは1つなのですが) その数字が記録にあり、放射線治療も受けるか聞かれました(放射線治療は別の病院になります)。突然の選択で、迷いながらも副作用や費用の事を考え、放射線治療は受けないことにしたのですが、全摘とリンパ節郭清後でも、放射線治療を受けた方が良かったのでしょうか。また、受ける場合、時期としては抗がん剤の終わった今でないといけないのでしょうか。よろしくお願いします。

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2019.01.12 須田 0 コメント

乳房切除後、腋窩リンパ節転移4個以上の場合、放射線療法(胸壁全体と鎖骨上窩に照射)が標準治療として強く推奨されていますが、転移個数1~3個の場合でも推奨されます。この場合、標準的な抗癌剤治療を先に行って放射線照射の開始が遅れたとしても、胸壁及びその周囲のリンパ節への再発リスクは増加しないと考えられています。あなたの場合、リンパ節転移が1個ありますので、主治医から科学的根拠のある放射線療法を推奨されたのだと思います。疑問や不安がある場合は、もう一度主治医とご相談なさって、納得のいく治療を選択してください。(文責 須田)

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