No.11911 ホルモン療法について

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2016.06.15 S 0 Comments

現在再発乳癌で、ホルモン療法をしていますが、閉経前乳癌で、ホルモン療法は保険適用では、タモキシフェン、リュープリン、ゾラテックスが基本であると思いますが、効きが悪くなった場合、リュープリン+フェマーラは保険適用にはならないのでしょうか? 浸潤性小葉癌、ホルモン感受性乳癌には効果があるとみた記憶があります。ただ保険適用ではなく、リュープリンで骨密度減少ぎみなので、使用にはデメリットもあると思っていますが、抗がん剤を長く続けていくよりも、少しでも効果があるのであれば、使用してみたいと思うのですが、無理なのでしょうか? 現在、皮膚、胸壁のみに癌があり、全摘後の再発で手術不能です。よろしくお願いします。

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2019.01.12 斎藤 0 コメント

ご質問ありがとうございます。 私のお返事でSさんの疑問が減れば嬉しく思います。まず閉経前乳癌に対するリュープリン+フェマーラ療法ですが、フェマーラの効能又は効果に「閉経後乳癌」と記載されているため、保険適応にはなりません。使用可能な地域・地方もあると伝え聞いていますが、本邦の保険診療では原則使用禁止です。しかし閉経前状態でも閉経後ホルモン療法を継続して使い続けたいというお気持ちは十分理解できます。Sさんのご担当の先生とよくご相談のうえ、今後の治療薬剤をお決め頂きたいと思います。(文責 斎藤)

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