No.11884 今後の治療について

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2016.04.18 L..S. 0 Comments

今後の治療で悩んでおり、投稿させていただきました。火曜日に抗がん剤TCを投与中、ドセタキセル(アルコールフリー)を入れて5分でアナフィラキシー(心臓がおされているように苦しい、全身が暑くなる)を起こし、中止しました。以下の病理(ルミナルA)で、抗がん剤はグレーな状態と言われている為、このまま止めるか、ゆっくり投与するか、迷っています。ACも考えてみましたが、心毒性のリスクと吐き気が上乗せされるとのことで、そこまでは気持ちがついていきません。是非ご意見伺いたいです。
年齢:31歳。
病期:T1 N1 M0  ステージ:ⅡA
浸潤性乳管癌(充実腺管癌)1.3×0.6cm&非浸潤癌7㎝
センチネルリンパ節生検:陽性 1(5mm)/5個
腋窩リンパ節廓清:レベル1
エストロゲン受容体:陽性(90%)
プロゲステロン受容体:陽性(90%)
HER2:0
脈管浸潤:陰性
グレード:1
断端:陽性?陰性?→執刀医はとりきるところまでとったので陰性としていますが、病理結果の摘出した画像を見ると鎖骨側の乳腺に非浸潤癌の点々がありました。
Ki67:5-10%

実は8年前から血性分泌があり、2~3年間フォロしていましたが、細胞診は良性、エコーは異常なしでした。血はでなくなり、妊娠出産を経て5年目にしこりに気がつき、今回の診断に至ったので、8年前からすでに癌細胞があったと思うと、効果が薄くても抗がん剤をしっかりやった方がいいのではないかとも思います。現在ノルバデックス服用中です。宜しくお願い致します。

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2019.01.12 0 コメント

まずTC施行時にアナフィラキシー様のアレルギー症状が生じたのであれば、再度TCを使用することは危険であり、決してするべきではありません。31歳と若いこととリンパ節転移が1個陽性であったことがホルモン療法に抗がん剤を上乗せしたい理由であることと思いますが、ホルモン感受性の高いガンであり、脈管浸潤がなくグレード1でありki67も低値であることなどより、無理して抗がん剤治療を行わず、ノルバデックスだけでも十分であるように私には感じられます。また8年前からの血性乳頭分泌は今回のガンとは関連しない可能性もありますので、これは考慮する必要はないと思います。(文責 谷)

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