No.11843 2度目の乳癌(HPNo.11828-3)

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2016.02.03 S 0 Comments

最初のドクターの所見とセカンドオピニオンのドクターの所見が違いすぎて、どんな治療が1番良いのか悩んでいます。
先日、実はセカンドオピニオンのOncologistの先生に会って来ました。その先生は、ここ(NE)ではかなり癌専門医として名が知れている方とのことです。その先生が仰るには、私の左乳房の再発癌は11年前と同じ癌で、とても進行度が’遅く、そして11年前に取りきれていなかった腫瘍の周りの組織の中にあった癌細胞が11年かけて育ってきたと思われるとの所見でした。ここで念のため最初の乳癌の病理レポートを説明しておきます。
11年前 ステージⅠ、(ER-ICA)50~60%の陽性反応、免疫反応値:9 (PR−ICA) 40%陽性 (KiS2):5%以下
HER2 陰性  最初の癌の治療は温存で術後は放射線を5〜6週間照射、タモフェキシン5年服用でした。

最初の先生は、今回は再発で、1度目に放射線を浴びているので、2度目の放射線は受けられないので、左乳房全摘手術をして抗がん剤治療と言われたのですが、セカンドオピニオンの先生の所見では、もう一度温存にして、できれば(可能性があれば2度目の放射線治療、もし放射線が浴びれ無い場合でも腫瘍とその周りの細胞だけの摘出だけで、その後はホルモン剤のみの治療で良いと仰られるのですが、放射線を2回浴びれるのでしょうか? そして抗がん剤治療は無くても大丈夫なのでしょうか? もし2度目の放射線が照射出来ない場合や、または2度目の放射線治療をした場合に副作用とかは、どんな症状があるのでしょうか? そして今後の再々発はあっては欲しくないのですが、自分にとって先々が少しでも確率の少ない方法を選びたいと思っています。 温存+ホルモン剤のみの再々発率は? 温存+放射線+ホルモン剤の再々発率は? 全摘出のみの再々発率は? 全摘出+ホルモン剤の再々発率は? 全摘出+抗がん剤の再々発率は? 全摘出+抗がん剤の再々発率は? などと頭の中が、かけめぐっている状態です。因に再発の癌は6X8mm局所再発で、転移無し、HER2(陰性)です。どの様な治療すれば良いのか迷っています。どうかご回答をお願いします。

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2019.01.13 石川 0 コメント

一般的には2度放射線照射することはありません。再発の場合、抗がん剤治療はしたほうがいいと思います。過度の放射線照射では骨髄障害、神経障害、皮膚障害など副作用が出る確率が高くなるとされています。今後の再々発率だけを考えるのならば、最も少ないのは全摘出+抗がん剤+ホルモン剤治療だと思われます。次に全摘出+抗がん剤またはホルモン剤、温存+抗がん剤+ホルモン剤と考えます。全摘出±諸治療などの再々発率に関してはっきりした信頼できるデータはありませんが、小さくはなく注意が必要と思われます。(文責 石川)

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