No.11837 ステージⅣ

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2016.01.21 Y.M. 0 Comments

私は39歳、8月に乳がんと診断され、すでに胸骨転移ありで、ステージⅣでした。ルミナールAということで、ホルモン療法が始まりました。毎日タスオミンの内服、月に1度のリュープリン注射、ランマーク注射の治療をしています。12月に判定の為にCTをとり、原発巣は数ミリだが縮小傾向、他の転移は特になく、胸骨の転移も悪くなっていないとの事でした。初診時にはあった胸骨の痛みも全くなくなり、私としては元気いっぱいの為、今の治療で行けるところまで行きたいと思っています。ですが、腫瘍マーカーが初診時より徐々に上昇傾向です。

9月  10月  11月   12月   1月
CEA   1.8 → 1.9 → 1.9 → 1.9 →  2.0
CA15-3 35 → 43 →  51 →  55 → 64

主治医は、画像で縮小傾向だし、他に異常はないし、痛みもよくなっているなら、腫瘍マーカーはそれほど気にしなくていいとの事でした。でも、毎月上がっているので心配になります。主治医も、「う~ん。なんでだろうね?」っていうんです。心配することないのでしょうか?それともしっかりほかの検査が必要なのでしょうか? あと、もうひとつ。私は手術はしないことになりましたが、この先ホルモン療法が効かなくなってきたら、抗がん剤という選択肢になると思います。末期のがんに低用量の抗がん剤投与で、今の状態を保つ、がんと引き分けるという情報がありますが、それについてはどうお考えですか? ステージⅣでも、定量の抗がん剤でがんをたたいて、副作用に耐えるのが必要なんでしょうか? それとも、今の状態を保つため低用量の抗がん剤治療をして、脱毛等の副作用もなく生活するのもひとつの手なのでしょうか? 治る見込みのないがんで絶望していますが、なんとか少しでも長く、今の元気な状態でいたい!これが私の願いです。お忙しい所申し訳ありませんが、教えて頂けたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

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2019.01.13 俵矢 0 コメント

ステージIV、ルミナルAということですね。ステージIVのがん治療の目標は、ホルモン療法や化学療法を順番に上手に使って、通常の生活をなるべく長期間保つことです。現時点では、タスオミンは効果ありと判定して続けているとのことですね。文面からの判断ですが、腫瘍マーカーの上昇だけで治療を変える必要は、私もないと思います。タスオミンに耐性になれば、次のホルモン療法というようにホルモン療法を中心にすすめていって、ホルモン療法に耐性になった時点で化学療法(抗がん剤)を使うのが基本です。ただ化学療法は著しく体力がなくなると使いづらいので、もう少し早く使うこともあります。薬剤の選択や、休む時期などについては、その方の病状、置かれた生活状況によって異なってきます。メールでアドバイスできることは少ないです。主治医の先生とよくお話しになることが一番だと思います。(文責 俵矢)

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