No.12228 術後暫く経って溜まる浸出液について

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2019.07.22 N.S 0 Comments

昨年9月、乳ガンのために全摘しました。 トリプルネガテイブ、グレード3、ki67は30、オンコタイプdxは48でした。 11月末より4月末まで抗ガン剤(EC→ドセタキセル)をやりました。 術後一ヶ月位は浸出液が出るのは普通だと思いますが、一度止まり、皮と骨がくっつく感じまでペチャンコになったのに、4月に入ってから再度浸出液が溜まるようになり、1週間~2週間に一回抜きに行っています。 色はかなり血の色で、量は50CC位です。 溜まるとピリピリと痛くなり、辛いです。 主治医も首を傾げています。 こう言うことはあるのでしょうか? また治療法はありますか? 今、娘の出産を抱えていて、早く治まらないと困るのです。 宜しくお願いします。

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2019.07.23 0 コメント

手術で全摘して、その後2種類の抗がん剤を頑張ってきて、やっと少しホッと出来ると思った矢先に今度は術後の胸壁に液体貯留が続き、とても落胆されているお気持ちに共感できます。おっしゃるとおり、術直後は手術の侵襲による炎症性変化やリンパ管から漏出するリンパ液などで液体貯留が続くことはよくあります。しかし、いったん止まった貯留が術後半年以上経ってからまた貯留し始めるというのは、私自身は経験したことがありません。そのため一般論でのおはなしとなりますが、貯留にはもちろん何らかの原因があるはずで、1)どこかに出血している箇所があること、2)細菌などの微生物感染が生じていること、3)どこかに炎症が持続する病変が隠れていること、4)再発または悪性病変の存在、などが考えられます。もうすでに行われているかもしれませんが、貯留液を細胞診検査や培養検査に提出すること、超音波検査やCT検査など画像検査を施行することなどで、ある程度原因病変の解明に近づけるかもしれません。主治医の先生とよくご相談なさってください。(文責 谷)

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