No.12240 腺葉区域切除について

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2019.08.31 M.S. 0 Comments

乳頭分泌が1年ほど続いており、1年ぶりの検診で、乳頭分泌の細胞診から癌が見つかりました。細胞診では、4回中3回クラス5が出ましたが、針生検では見つからず、今回腺葉区域切除で、治療を兼ねて確定診断を提案されました。MRIで写っている怪しいと思われる乳管は、乳頭から左斜め下にまっすぐ胸壁?に向かって伸びており、ほぼ癌であるということで、取り残しのないように取ってくると、乳房の変形があるかもしれないと言われました。腺葉区域切除では整容性には問題ないという記事を見かけたのですが、癌を前提にした腺葉区域切除で変形は心配する必要はないでしょうか。主治医は私の話を色々聞いてくださって、全摘という方法でもよいが…と、お話されていました。この場合は、やはり全摘より腺葉区域切除が望ましいでしょうか。ご回答よろしくお願いします。

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2019.08.31 須田 0 コメント

乳頭分泌のある乳管に造影剤を注入して乳管撮影を行い、MRIの所見と比較検討して、腺葉区域切除が可能かどうかを検討するのも一つの方法です。貴女の場合、非浸潤性乳管癌も充分考えられるので、腺葉区域切除を選択して、調べたほうが良いと思います。すべて取り除かれていれば、理論的には完治という事になります。整容性の問題は、もともとの乳房の大きさ、病変の位置等により異なってくるので、診察しなければ何とも言えません。主治医の先生に充分話をお聞きになって、前向きに治療と向き合うためにも、納得のいく治療法を選択してください。(文責 須田)

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