No.12244 治療方法

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2019.09.16 C.T (匿名) 0 Comments

40代、片全摘腋窩リンパ節郭清、腫瘍4センチ超、リンパ節微小転移1、断面-脈管-、ER90%Pgr90%、Her2スコア0、ki-67? 1%

このタイプでも10%~20%程予後の悪いタイプがあるそうですが、腫瘍の大きさ、リンパ転移ありの場合は、そのように考えるのでしょうか。娘は、ホルモン治療に加え化学療法も含めて治療を考えているようです。治療法はそれぞれであるかと思いますが、ホルモン治療に加え、その10%の場合も考え、再発リスク軽減含んだ化学療法の組み合わせなど、ご意見ちょうだいできればと思います。

 

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2019.09.17 斎藤 0 コメント

C.T.さん、ご相談ありがとうございます。 乳房の手術を終え、ひと息つかれた頃と思います。手術でもいろいろ迷いがあったと思いますが、今後の治療でも、迷ってご相談下さったと推察します。私のお返事で少しでも迷いが減れば嬉しく思います。

ご相談内容からは、C.T.さんの正確な年齢や腫瘍径、組織悪性度が不明です。これらを悪い方に見積もって抗がん剤を加える利点をおおよそ見積もると、化学療法を行わない場合と比較して生存に対して2~5%の効果を得ることができると考えます。この数字が大きいのか小さいのかは、人それぞれ印象が違うと思います。もし化学療法をお受けになるのであれば、リンパ節転移陽性乳癌としてアンスラサイクリンにタキサンを追加する組み合わせを、私であればお勧めすると思います。 再度ご担当の先生と、化学療法で得られるであろう効果と、確実におこる副作用をお聞きになり、最終的に後悔の無い選択をお決め頂きたいと思います。(文責 斎藤)

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