No.12275 アポクリン癌 の術後化学療法について

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2019.11.02 匿名 0 Comments

70歳の私の妻が、右側の乳がんにより全摘手術を9月に行い、以下の病理学的所見をもとに、再発予防として、パクリタキセルの3週連続+1週休みで、6ヶ月の治療を勧められています。

所見

Apocrine carcinoma g, Ly1, V1
pT1b,pN0(0/1)
cf. (nuclear atypia 3 Mitotic counts 1)
KI-67 陽性細胞:10-20%
ER 陽性細胞:1%未満、 PgR 陽性細胞:1%未満、 HER2/neu:1+

乳腺:
結節状の腫瘍で、好酸性の豊かな胞体を有する腫瘍細胞の充実胞巣状、策状の増殖よりなる

Apocrine carcinomaの所見を認め充実状に増殖する乳管内病変を認める(#6,#9,#11,#12)。
脈管侵襲、神経周囲浸潤を認め、周囲に非連続性の浸潤巣も認める。

センチネルリンパ節:0/1 (P1904022)

 

以下の報告を見ると抗がん剤の治療は不要と思われますが、抗がん剤治療の必要性、選択すべきレジメンをどのように考えればよいのか、ご意見をお聞かせください。

トリプルネガティブ乳癌における新規治療法開発・研究秋吉 清百合*国立病院機構 九州がんセンター 乳腺科/原記念生命科学財団研究報告集, 31 (2017)
https://ueharazaidan.yoshida-p.net/houkokushu/Vol.31/pdf/report/157_report.pdf

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2019.11.02 徳田 0 コメント

大変悩ましい状況と思いますが、トリプルネガティブ乳がんのpT1b pN0 M0 Ly1 V1,70歳で心疾患など基礎疾患がなく、日常生活を普通に過ごされているのであれば、ガイドラインでは、可能であれば抗がん剤治療がすすめられます。レジメンとしては、やはり、アンスラサイクリン+タキサンが標準です。個人的には、パクリタキセル(3週連続+1週休みを1サイクル)を4サイクルを副作用の問題なく投与できれば、さらにEC (60/600mg/m2,3週ごと4回、白血球増多因子の予防的投与)を勧めると思います。脱毛以外の副作用で日常生活に支障がでたら、無理はせず、その時点で中止します。(文責 徳田)

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