No.12279 術前検査の結果について

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2019.11.04 匿名 0 Comments

人間ドックのエコー検査で8~9mmのシコリが見つかりました。針生検の結果、浸潤性乳管癌、グレード1、ER +、PgR +(ホルモンはどちらも80%以上の数値でした)、HER2 3、Ki-67 5%、エコーで見る限りリンパへの転移は無し、マンモグラフィーで石灰化もありませんでした。

この結果はルミナルBになると思うのですが、主治医からは術後にHER2が変わる可能性があるので、術後に治療方針を決めると言われています。何かかみ合っていない感じの様な事を仰られていました。

1) 上記の内容で術前と術後のサブタイプが変わる事はありますか?

2) MRI検査はまだですが、ルミナルB HER2タイプだった場合は、全摘した方がよいですか? 又、予後はどうですか?

3) HER2タイプの場合、術前治療は必要ありませんか?(特に話しは出ていません)

手術は1ヶ月以上先なので非常に不安です。よろしくお願い致します。

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2019.11.04 徳田 0 コメント

1)主治医のお話のとおり、針生検ですので、必ずしも全体像を反映しているとは限りません。

2)腫瘍径8-9mmですので、温存術可能です。全摘と温存で予後に差はありません。

3)温存が十分可能ですので、術前化学療法の必要はないと思います。切除標本でHER2の状態を確認して、HER2陽性であれば、抗HER2薬を含めた術後療法を受けましょう。術前化学療法と同じ効果が期待できます。(文責 徳田)

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