No.12291 非浸潤癌、全摘後、無治療の経過観察等について

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2019.11.19 匿名 0 Comments

今年に全摘手術をし、無治療で経過観察しております。先日、主治医(執刀医)の半年検診に行ってきたのですが、非浸潤がんで無治療、経過良好、再発しない確率99%なので、その病院での診察は終了し、今後はかかりつけ医(乳腺外科クリニック)で、半年または1年毎に経過観察してもらってくださいと言われました。

  1. 次からは、何か異常あれば、かかりつけ医に紹介状を書いてもらって受診してくださいと言われています。てっきり、次回は術後1年検診をして、その後5年間くらいは1年毎に主治医の検診になると思っていたのですが、一般的に非浸潤癌で全摘無治療の場合の経過観察は、かかりつけ医に全てを託す感じなのでしょうか? かかりつけ医には、非浸潤癌、無治療という事だけで、術後の詳しい病理検査結果のデータは来ていないようです。主治医の診察が終了した場合、カルテの情報は消えてしまうのでしょうか。万一、引っ越しなどで、他の病院で経過観察してもらうことになった時に備えて、手術した病院から病理検査結果を取り寄せた方が良いでしょうか。
  2. またかかりつけの婦人科クリニックの医師からは、非浸潤であっても乳がんに罹患した人には、将来、更年期の症状が出た時、ホルモン治療ができないと言われ、その乳がん手術の主治医にその旨話したところ、完治しているのと同じだから、ホルモン治療しても問題ないと言われました。乳腺外科主治医と婦人科医の見解が分かれているのですが、やはり大事を見てホルモン治療をしない方が良いでしょうか。

よろしくお願いします。

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2019.11.19 石山 0 コメント

地域の医療事情によってはこのようなことがあると思いますが、カルテの情報は最低5年、病理所見は10年は保存されている(当院では入院カルテは10年以上、病理は永久保存ですが)はずですので、問題ないと思います。また紹介状の内容は、患者も第3者も見ることはできないので、その内容までは分かりませんが、普通紹介する場合に、乳癌では病理所見のレポートは付けているのが普通です。ホルモン治療は、必要性とリスクを検討して決めることで、今から心配してもしようがないと思います。(文責 石山)

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