No.12297 葉状腫瘍診断について

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2019.12.06 こうめ 0 Comments

エコーガイド下マンモトーム生検を行なった結果、右胸を良性葉状腫瘍と診断されました。生検結果には、境界が不明瞭になってきているので、大きくならないうちに切除手術が望ましいと記載されていましたが、主治医の先生は、1センチなので手術の必要は無いとして、半年後にエコー検査となりました。葉状腫瘍を調べてみたら、切除手術が一般的のようで、経過観察で大丈夫なのか不安になりました。2年前に左胸もマンモトーム生検を行い、生検で乳癌疑いとなったので、部分切除をしています。切除後の生検では、乳腺症と診断されています。それから毎年検査を受けていましたが、また異常が見つかって不安で仕方ありません。葉状腫瘍は、経過観察で半年後に再検査で大丈夫でしょうか?

 

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2019.12.06 久保内 0 コメント

葉状腫瘍が問題なのは、きちんと切除されていても局所再発があり得ることと、多くは増殖が速いことです。また線維腺腫とよく似ていることから、病理学的に混同される可能性は否定できません。1cm程度の葉状腫瘍を切除しなければならないとは思えませんので、主治医のその判断は良いと思いますが、増殖が著しく速いことがあるので、半年後の経過観察ではかなり大きくなる恐れがあり、(最初のうちは)もう少し短期に経過観察をされた方が良いと考えます。私なら2~3か月後に診て、大きさが変わらなければ、伸ばしていって6か月follow upにしていくと思います。(文責 久保内)

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