No.12315 乳癌と診断されました

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2019.12.22 hiro 0 Comments

以前から、右乳房にしこりがあり、二年前に組織診、最近は半年ごとに細胞診を受け、乳癌の判定はありませんでした。12月に受けた組織診の結果、乳癌と診断されました。「mIB1陽性率は、1%程度ですが、散在性に高い陽性率を示す部分が散見された。それらの部位では、13%程度の陽性率が認められた。その結果とHEによる組織所見を総合的にみて、epithelial hyperplasiaの一部が悪性化して浸潤性となったと考えられる」という病理検査結果でした。しこりは、乳首のすぐ下にあります。本当に乳癌なのでしょうか。部分切除をして、周りに広がっていたら、放射線治療、母が乳癌で亡くなっているので、遺伝子検査で遺伝性乳癌と分かれば、全摘が良いと言われました。どうすれば良いのか悩んでいます。よろしくお願いします。

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2019.12.23 鈴木 0 コメント

質問有り難うございます。ご心配のことと思います。手術方法に関してですが、部分切除をして広がっていたら放射線というのは誤りで、部分切除の場合、残っている乳腺に10-20%くらいの確率で乳がんが発生しますので、その確率を減らすために放射線治療は必須になります。ただ、放射線照射をしても6-7%は乳がんが発生します。一方、全摘は放射線照射が原則不要です。例外があり、術後の病理結果で、広範囲に広がっていた場合、リンパ節転移が見つかった場合は放射線照射が必要になり、また、全摘しても、皮下組織、筋肉内に2-3%の率で再発すると言われます。この率だけ比べると、全摘の方が成績が良さそうですが、トータルで考えると、全摘も部分切除も治療成績は同等とされています。遺伝性乳がんの観点から言えば、もし遺伝性の場合、残存乳腺への乳がんの発症率が高くなりますので、全摘が良いと思いますが、上述の理由から全摘を選択することも間違いではありません。全摘の場合、再建手術も可能ですので、相談されて下さい。乳がんの治療は、まず、その術式で悩まされますが、その後の治療(化学療法、放射線、ホルモン療法)が重要になりますので、病理結果を吟味の上、しっかりと治療を受けて下さい。(文責 鈴木)

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