No.12323 腫瘍マーカーと再発について

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2020.01.02 匿名 (匿名) 0 Comments

1) 腫瘍マーカーの種類はどのようなものがありますか? それぞれの特徴について教えてください。骨転移を疑う時に参考になる腫瘍マーカーは何ですか? また腫瘍マーカーCEAがここ数年1.2~1.6位だったのが突然2.9となった場合、癌の可能性がある又は上がったということですか? 腫瘍マーカーの数値についてどのように考えたらいいですか?

2)再発や転移の検査として何の検査が有効だと思われますか?

3)ある患者さんのブログで、骨転移のMRIの画像を見ました。首と背骨でしょうか、四角い骨の中の全てか一部が白く映っていました。白く映った場合、骨転移なのでしょうか? それとも首の場合、頚痛症ということもあり得ますか? MRIの画像だけで骨転移でないと診断できるものですか? 診断は難しいものなのでしょうか? よろしくお願いいたします。

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2020.01.02 須田 0 コメント

1) 腫瘍マーカーは、癌細胞が作る物質や、癌細胞に反応して正常細胞が作る物質で、血液や体液の中に含まれています。腫瘍マーカーの数値を調べることによって、体内に癌細胞があるかどうか、治療効果が出ているかどうか等の指標になります。腫瘍マーカーには、臓器に特異的なものもあれば、異常があっても臓器が特定できないものもあります。乳癌の場合、CA15-3、CEA等がありますが、乳腺に特異的ではなく、従って、腫瘍マーカー値が高くなっても、必ずしも再発というわけではなく、診断の補助的な役割ということになります。

 

2) 1型コラーゲンC-テロペプテドは、骨吸収を反映する指標で、溶骨性転移の補助診断や治療の経過観察に有用とされています。CEAについては、基準値が5↓なので、1.2~1.6が2.9になっても、5以内なので問題ないと思います。

3)  画像診断では、PET-CT、MRI、CT等がありますが、1cm以下の小さな病変については、判定が困難な場合があります。画像を拝見していないのでコメントは難しいです。骨転移には、「①溶骨を主体としたもの、②造骨を主体としたもの、③混合の場合」がありますが、画像診断の場合、小さいものの判別は困難です。(文責 須田)

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