No.12362 エクセメスタン単独使用中。 ゼローダに変えるべきか。乳房の急な赤紫色出現。

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2020.02.16 匿名 0 Comments

2014年 脳転移より乳がん発見。ステージ4 から始まりました。脳腫瘍は、それから現れていません。ホルモン 陽性、 Her2 陰性。フェマーラ5年、効きました。その後2019年5月より、イブランスを7クールしましたが、肝臓転移がみつかりました。主治医より、アフィニトールとエクセメスタンの同時摂取を処方されましたが、アフィニトールは飲まず、今、エクセメスタンだけ飲んでいます。担当医からは、エクセメスタンだけでは全く不十分で、ゼローダを勧められているところです。腋窩部分に大きな転移があり、右手はまったく使えません。腋窩部分は最初から出ていました。現在、右腕と手に浮腫が出来ていて、使えない右腕右手がますますひどくなりました。あと、右乳房が、急に赤紫色になってしまいました。これは癌が外に飛び出そうとしているのですか。

主治医は患者の希望にそってくれます。エクセメスタンをゼローダに変えた方が良いですか。私が決めてよいと言われています。年令70才、手術なし。放射線なし。化学療法なし。生活の質を大事にしたいので、副作用の強いものは避けています。

 

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2020.02.16 清水 0 コメント

上肢、乳房、腋窩の状況は診察していないので何とも言えません。薬物治療については、フェマーラ、イブランス(多分フェソロデックスと併用)、アフィニトール+エクセメスタン(アフィニトール抜き)まで終わっていますから、内分泌療法としては、あとタモキシフェンとトレミフェンが残るだけです。次は化学療法になります。本来であればアンスラサイクリン、タキサンへと行くのでしょうが、脱毛を嫌うのであれば、ゼローダというのが順当な選択だと思います。あとはリンパーザの適応を検討するため、もしまだ検査をしていないのであれば、BRCAの検査を行なうことをお勧めします。ただ、ここまでくると次の治療の効果はだんだん短くなってきます。局所(上肢、乳房、腋窩)状況も考慮しながら、緩和ケアの比率を上げていくことを考慮し始める時期に差し掛かっているのではないかと思います。(文責 清水)

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