No.12378 胸骨傍リンパ節転移

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2020.03.06 あやか 0 Comments

温存手術後5年、同側胸骨傍リンパ節に転移が見つかりました。他の転移はありませんので、領域リンパ節転移です。主治医には、手術不可能、取ってもまた違うところが出てきて、もぐらたたきになるので取れないと言われました。ホルモン治療、分子標的薬、抗がん剤、どれをしたらいいでしょうか?

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2020.03.06 鈴木 0 コメント

ご心配のことと察します。ホルモン感受性がある病変であれば、術後5年間、ホルモン療法を行ってきたと思われ、ホルモン療法の効果はある程度見込めると思いますので、ホルモン療法+分子標的(CDK4/6阻害剤)が、治療効果が高くベストだと思います。手術は、その治療効果を見てからでも良いと考えます。ホルモン感受性がなければ、抗癌剤しか選択肢が無くなります。どちらの治療も、可能であれば、放射線治療も組み合わせて検討しても良いでしょう。ただ、前回、残存乳房に放射線治療を行っているでしょうから、再照射の適応は、より慎重に考えた方が良いと思います。(文責 鈴木)

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