No.12388 術前化学療法について

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2020.03.18 T 0 Comments

初めで質問させていただきます。乳がんステージ1のトリプルネガティブと診断されました。今現在の状態は、腫瘍9ミリ程度、ステージ1、グレード2、Ki67 39%。今のところ、リンパ節に転移はないといわれました。私は父親が10年以上前に膵臓癌、5年前に乳がんをしており、BRCA遺伝子変異の可能性が高いと自分で思っています。今回、私が乳がんになり、1センチ程度なので、間違いなく手術→抗がん剤治療と思っていたのですが、先生の治療方針が、術前化学療法、半年後に手術と言われました。術前のメリットとしては、薬が効いているかわかるとか、色々説明を受けましたが、どうしても術前化学療法はデメリットの方が多い気がしてなりません。セカンドオピニオンもしましたが、どちらの先生も同じ術前でした。今はそれが標準になってきていると言われましたが、本当にそうなんでしょうか? もし、薬が効かなかった場合、しこりが大きくなったり、転移してしまったりというリスクがあると思います。なぜ、そのようなリスクがあるのに、こんな小さなしこりでも術前を勧めてくるのでしょうか? 術前であっても術後であっても、使う薬剤は同じだし、予後も変わらないと聞きました。ではなぜ術前なのでしょうか? 来週には術前抗がん剤がはじまりますが、納得はできておらず、本当は先に手術をしてもらいたいです。4月以降、遺伝子検査をして、陽性であれば全摘は免れないのでしょうか? そうであれば尚更、術前抗がん剤の意味がないように思います。長々すいません。

 

 

 

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2020.03.18 須田 0 コメント

遠隔転移がないと考えられる乳癌の治療は、乳癌を完全に治すことを目的に根治的な治療が行われます。乳癌の治癒を目指すためには、基本的には手術が必要になります。また、手術後の再発を防ぐ目的で、必要であれば放射線治療や薬物療法を加えます。トリプルネガティブ乳癌では、抗がん剤治療は必須です。トリプルネガティブ乳癌の場合、小さくても、明らかな転移がなくても、抗がん剤投与により癌を完全に消失させること(完全奏効)を期待して、術前化学療法を行います。手術後の摘除標本による病理検査で、がんが消失していれば予後が良いとの報告があり、これに基づいて術前化学療法を行なっています。どの治療が正しいとか間違っているとかではなく、もう一度、主治医とよく相談をして、納得のいく治療を選択してください。(文責 須田)

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