No.12399 がん性皮膚創傷・がん性皮膚潰瘍

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2020.03.28 ayano 0 Comments

10年前に温存手術を受けました。ステージⅡB。ホルモン治療を続けていましたが、5年目に同側内胸リンパ節に転移、分子標的薬に代えて治療していますが、少しずつ大きくなり、今では5cmです。その部分の皮膚に赤み、膨らみが少しずつ増え、いつ皮膚を破って出てくるのかと心配です。QOLの低下になるので、皮膚から癌が飛び出す前に手術で取ることは可能なのでしょうか? 根治につながらなくても取り除きたい気持ちですが、どこの病院に行けば手術していただけるのでしょうか。

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2020.03.28 0 コメント

乳がん術後5年で内胸リンパ節転移が出現し、その後徐々に増大し、現在5cm大になっているとのことです。私は直接病状を拝見しているわけではありませんので、メール内容から想像したお答えとなります。通常内胸リンパ節転移が大きくなって、表面から見て5cmのしこりを形成している場合、まさにそれは「氷山の一角」であり、見えない奥の部分はもっと大きくなって拡がっていることが想像されます。場合によっては肺の表面を覆う胸膜まで病変が達してしまっているかもしれません。それゆえ通常は手術で取り除くことは困難であり、薬物療法主体の治療になると思います。しかし病状によっては、放射線療法は効果的になる可能性があるように思いますので、これを踏まえ主治医の先生とよくご相談なさってください。大変なことと思いますが、是非頑張ってください。(文責 谷)

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