No.12452 ゾラデックス注射について

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2020.06.26 匿名 0 Comments

昨年10月に右胸に局所再発したため、温存手術を受けました。初期段階での発見だったため、抗がん剤治療はせず、レトロゾールとゾラデックスLA10.8mgデポのホルモン治療のみ継続しています。約3ヶ月おきにゾラデックスLA10.8mgデポを受けていますが、その当日や翌日はホットフラッシュや腹痛などの副作用が強く、寝込んでしまうことさえあります。今回ご相談したいのは、次回からゾラデックス3.6mgデポに変えていただくと、注入する薬剤の量が違うので副作用が軽減されるかと言うことです。もしそうならば変えていただこうと思っています。よろしくお願いいたします。

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2020.06.26 徳田 0 コメント

ゾラデックスの作用メカニズムは、卵巣機能の抑制による、女性ホルモンの低下です。閉経状態にすることです。そのため、更年期症状としていわれているような、ホットフラッシュが起こることがありますが、注入当日や翌日のものではありません。したがって、すでに治療を開始されており、卵巣機能が低下していると、3カ月作用する薬剤を1カ月のものに変えてもホルモンの状況は変わらないと思います。ただし、注入された薬剤の直接作用、たとえば、注射部位の痛みなどは改善するかもしれませんが、注射回数は多くなります。あまり経験のない症状ですので、治療効果は変わりませんから、一度、変更を試みるのもよいと思います。(文責 徳田)

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