No.12461 標準的な治療のながれについて

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2020.07.08 K.H. 0 Comments

母72歳。浸潤性乳管癌。左乳房全摘・腋窩郭清。現在、術後の病理検査結果待ちです。術前検査では、腫瘍1.5cm(他2個?)で、リンパ節への転移の可能性は低いとの説明でした。最初は、腫瘍が1.5cm位ひとつと言われましたが、術前の最終的な説明では、他に小さいのが2つあり、術後はさらにもう少しあり?に変わりました。

1)リンパ節への転移可能性は低いが、センチネルリンパ節生検は行わず、腋窩郭清を行うこともありますか? (こちらから質問するまでそういった生検があるという説明は一切なく、必要性を尋ねると手術中に行うと時間がかかるのでやらないと言われる)

2)術前の針生検の検査結果について詳細な説明がありません。浸潤性乳管癌で、手術が必要とのことだけ。サブタイプなどについて、術後の病理検査の結果が出るまで説明しないこともあるのでしょうか?

3)ネットで他の方々の治療の流れをみていると、母の病院の説明不足、治療方針に少し疑問を抱いてしまいます。質問①②を踏まえ、今からでもセカンドオピニオンを受けたほうが良いのか、アドバイスいただけたら幸いです。

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2020.07.08 石川 0 コメント

1)リンパ節への転移可能性は低いのに、センチネルリンパ節生検は行わず腋窩郭清を行うことは、現在の標準的治療としてはありません。センチネルリンパ節生検は、大変で時間がかかる手術ではありません。

2)サブタイプ判定は術前の針生検では検査しないことが多く、術後の病理検査で行う方が正確です。最終結果が出るまで説明しないことは十分あり得ます。

3)K.Hさんの文面から判断すると、主治医の説明は不十分で強引という感じは否めません。ただ手術までの治療は終了しているので、今更変えようがありません。術後の病理結果を踏まえて、今後の手術後の治療法の説明(相談)があるはずです。その説明で納得いかなかったら、それからでもセカンドオピニオンを受ける意味はあると考えます。(文責 石川)

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