No.12561 インフルエンザワクチン接種について

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2020.11.13 ひろ 0 Comments

乳がんが肺とリンパに転移し、現在ベージニオとフェマーラの内服治療をしています。今週、職場でインフルエンザワクチン接種予定です。重症化を考えるとワクチン接種した方が良いと思われますが、ベージニオ副作用でもある間質性肺炎が心配です。肺にも転移がある事から、インフルエンザワクチン接種は受けた方が良いのか分かりません。重症化を防ぐ為にもワクチン接種は受けた方が良いでしょうか?

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2020.11.13 0 コメント

インフルエンザワクチンに関しては専門家の中でも意見が分かれるところですので、あくまでも私見として述べさせて頂きます。乳がんの再発に対し、フェマーラという内分泌治療薬とベージニオというCDK4/6阻害薬といわれる分子標的治療薬の治療を受けておられるとのことです。この治療は比較的白血球(好中球)が下がることも少なく、インフルエンザの予防接種が悪影響を与える可能性は低いと言えます。一方もし今後インフルエンザに罹患したとすると、重症化して肺炎を惹起する可能性が高く、是非ともインフルエンザ罹患は避けたいものです。このことよりインフルエンザワクチン接種を強く推奨いたします。(文責 谷)

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