No.12585 ホルモン治療の不安について

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2021.01.02 匿名 0 Comments

抗がん剤、放射線治療終了後、リュープリン5年(4か月前に終了)、タモキシフェン10年(継続中)なのですが、現在も髪の毛は薄く、カツラ無しでは外出出来ません。生理は抗がん剤終了後から来ておりません。現在29歳なのですが、今後、髪の毛は生えてくるのか、生理は再開するのか(妊娠可能なのか)、正直なご意見をお聞かせ頂きたいです。

 

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2021.01.02 久保内 0 コメント

乳房に対する放射線治療は局所療法ですので、脱毛や卵巣機能についての副作用は無いと思いますが、抗がん剤治療⇒リュープリン+タモキシフェンは大ありです。

抗がん剤では脱毛や卵巣機能抑制による無月経は必発ですが、終了すると発毛が始まります。しかし個人差があり、前髪の伸びの悪い方が時々いらっしゃり、高齢女性の悩みである特に頭頂部のボリュームが足りない悩みを持たれる方がおられ、市販や通販の育毛剤を使って一定の効果が出た方も少数ながらいます。リュープリン投与中は閉経後と同じホルモン状態にある5年間でしたので、その効果が完全に抜けるまで、あと数ヶ月待ってみて下さい。

卵巣機能に関しては無月経と妊孕性の影響があります。無月経は抗がん剤⇒リュープリンの間は必発ですが、中にはタモキシフェン内服だけの人でも月経の停止は起こりうるので、現時点ではなかなか再開しないと考えます。でも現在29歳ですのでいずれは戻って来ると思います。妊孕性については微妙ですね。あなたの場合は、タモキシフェン終了が30歳台半ばになり、薬が抜けるまでの1年間は妊娠不可と考えますが、通常でも妊娠しにくい年代になります。その時点で産婦人科の先生にご相談下さい。(元旦に、28歳で抗がん剤治療と手術、5年間のタモキシフェン内服し、術後10年余が経過した患者さんから年賀状が届きましたが、実に4人のお子さんの母親になっていました。中にはそんな方も居られます。)

あなたは、おそらく24~5歳で乳癌と診断され、手術を含めてフルコースの治療をすることで現在があるのだと考えます。若年者の乳癌を再発させないようにコントロールするのは並大抵なことではありません。現治療の副作用は大変苦しいことではありますが、再発させないようにして生きて頂くよう、主治医は大変な努力をされていると思います。また薄毛と無月経については、主治医はもう少し時間が欲しいと思われているかと考えますし、あなたに対しては現時点でのご健康を享受して欲しいと考えます。(文責 久保内)

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