No.12588 術前・術後の病理診断への疑問

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2021.01.11 M.M. 0 Comments

術前生検の病理診断で、同一リンパ節に乳がん再発・クラス5(FNA)、悪性リンパ腫・疑い(CNB)と病理診断され、二つもがんがあるとの事で、心配で腋窩郭清術を受けました。しかし、術後の病理診断では、乳がん再発これは擬陽性(外科医からは0%~0.5%の確率)だった、悪性リンパ腫もリンパ節が過形成を伴って腫大しているので悪性リンパ腫ではない、よって追加治療無しと言われました。喜ぶ反面、何か釈然としません。病理診断レポートはもらえず、外科医からの説明です。生検の病理診断を確かめたいのですが、それにはセカンドオピニオンしかないのでしょうか? またカルテの開示請求も必要でしょうか? 疑問だらけです。

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2021.01.12 清水 0 コメント

難しい問題ですね。Mailに書かれている内容が全てだと思います。悪性リンパ腫疑いは結果として違ったので問題ありませんよね。問題は、腋窩リンパ節のFNA診断ですよね。それに関しては主治医の先生が正直に説明している通りで、腋窩リンパ節のFNA(穿刺吸引細胞診)では0.5%の確率で偽陽性と診断されることがあり、貴女はその0.5%に当たってしまったということです。病理診断レポートをもらってもそのことが確認できるだけですし、病理の先生が患者さんに説明するということは原則としてありません。穿刺吸引細胞診標本の診断の正誤を確かめるためには、病理診断(正確には細胞診診断)のセカンドオピニオンを受けるしかありません。事実を説明されているのでカルテ開示は必要ないのではないでしょうか? 必要と感じた場合は申請をすることはできます。 (文責 清水)

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