No.12708 10年経過後の定期検診について

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2021.08.07 kiki 0 Comments

先生よろしくお願いします。2009年に左乳房温存術を受け、ゾラデックス2年 ノルバデックス10年 経過した者です。女性ホルモン依存性。ステージ1  でした。現在 53歳です。

経過観察の為の定期検診についてなのですが、かかりつけ医からは、「10年経ったのでノルバデックスも終了ですから、今後は市の検診などで対応して下さい」と言われたのですが、対側に10年前から小さい石灰化があり、心配なので、引き続きマンモとエコー検査のみ先生にお願いして、年に一度受けています。

かかりつけ医としては、患者数も沢山抱えている事からも、10年したら 卒業する方針でいらっしゃる様で、私としても申し訳ない思いです。

そこで、先生にご質問させて下さい。この様な状況でしたら(小さい石灰化がある程度)、市の検診でも問題ないのでしょうか。また、健康保険も主人に扶養されている形で、その会社の健康診断オプションにてマンモとエコーを受け、今後、国民健康保険に数年後移行することになりますと、石灰化の大きさの履歴などが途切れてしまい、何か問題は起こらないでしょうか。続けてかかりつけ医の所で履歴を追った方が良いでしょうか。悩んでおります。長々とすみません。どうぞ宜しくお願い致します。

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2021.08.07 清水 0 コメント

現在、ほとんどの病院では“乳がん術後10年経ったら卒業”としていると思います。これは私の考えですが、乳がんはというのは、10年過ぎても対側の乳房、乳房温存手術をしていれば温存した乳房に、またがんができるリスクがありますし、たとえ早期の乳がんであったとしても、頻度は低いですが遠隔転移や局所リンパ節再発のリスクもあります。ですから可能であれば10年後も経過観察が望ましいと思っています。しかし、現実は、どこの乳腺外科の外来も患者さんで溢れ、診察する先生も、待ち時間が長くなっている患者さんも、大変な思いをしています。そこでやむを得ず“10年で卒業”となっているのです。その場合、可能であれば、病院と連携している、マンモグラフィーやエコー検査が可能なクリニックや開業医の先生に引き続き診てもらうようにしているところが多いのではないかと思います。そのような連携ができていない市区町村では、やむをえず乳がん検診に行っていただいて、新しい乳がんの発見に努めてくださいということになるのだと思います。貴女の場合は、マンモグラフィー、エコーが可能なかかりつけの先生に診てもらっているようなので、ひとまず、継続して診ていただくようにお願いしてはどうでしょうか。

追記1)10年も前からある石灰化は良性の石灰化ですから心配ないと思います。

追記2)健康保険には診療情報は付随していませんから、どのような保険であっても診療情報は引き継がれません。診療情報は医師から医師へ引き継がれるのです。(文責 清水)

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