No.12713 グレープフルーツの摂取について

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2021.08.22 ヒロ 0 Comments

現在、ベージニオとフェマーラを服用中です。ベージニオの注意点にグレープフルーツは避けるように書いてありました。この夏、熱中症予防にアクエリアス(スポーツドリンク)を飲んでいました。ポカリスエットはグレープフルーツ果汁が入っているとの事で、避けていましたが、アクエリアスは大丈夫と聞いていました。しかしアクエリアスにも1%の果汁が入っているとの事でした。ベージニオ内服時は、グレープフルーツ果汁1%でも悪影響を及ぼしますか? また悪影響とはどんな症状が出るのでしょうか?

現在通院中の病院はベージニオの経験が殆ど無い為、分かりません。こちらの経験ある先生の意見をお聞きしたいと思います。宜しくお願い致します。

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2021.08.23 須田 0 コメント

ページニオはCYP3Aにより代謝され排泄されます。他に降圧剤(カルシウム拮抗薬)、抗てんかん薬、免疫抑制剤や抗癌剤(イリノテカン、ゲフィチニブなど)等、CYP3Aにより代謝される薬がかなりあります。グレープフルーツを摂取すると、グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン」という成分が代謝酵素であるCYP3Aを阻害して、上記の薬剤の血中濃度を上昇させ、作用や副作用を増強させてしまいます。

ページニオの場合は、下痢、血液毒性、間質性肺炎などの有害事象(副作用)の発現のリスクが高まります。グレープフルーツのCYP3Aを阻害する成分の含有量は、グレープフルーツの銘柄や産地、収穫の時期により大きく変動すると言われています。また、グレープフルーツと薬物との相互作用がほとんど見られない人もいれば、かなり影響が出る人もいるとされています。含有量を推測するのはとても困難で、飲み合わせの悪い薬を服用している間は、少量でも接種は避けた方が無難と思われます。

「フラノクマリン」を含む柑橘類:

グレープフルーツ、ぶんたん、サワーオレンジ、だいだい、晩白柚(ばんぺいゆ)、はっさく、甘夏みかん

「フラノクマリン」を含まない柑橘類:

バレンシアオレンジ、レモン、カボス、温州みかん、ネーブル、ぽんかん、伊予かん、デコポン、ゆず、すだち、きんかん (文責 須田)

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