No.12758 しこりの大きさについて

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2021.12.04 匿名 0 Comments

石灰化から乳がんが見つかり、術前化学療法後に全摘しました。術後の病理では非浸潤部のみ残っていました。最初の診断時の説明では、「もともと乳腺腺腫があり、その周りにパラパラとがん細胞が散らばっている。しこりの大きさが3センチのステージ2a」と言われましたが、PC画面では石灰化が3センチと書いてありました。石灰化の大きさをしこりの大きさとする考え方はあるのでしょうか? それともエコーやMRIなど他の画像で浸潤箇所が見えており、それが石灰化と同じ3センチだったと言うことでしょうか? 毎年マンモとエコーをしており、5年ほど前に線維腺腫があると言われ、その部分のしこりは自覚していました。他に自覚のあるしこりはありません。 3センチもあるかな?と言う印象です。線維腺腫は化学療法後のMRIにも丸く写っていました。今考えても意味のないことはわかっているのですが、毎年検査していたのにしこりの大きさが大きかったことがどうしても気になってしまいます。

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2021.12.04 石川 0 コメント

乳癌の悪性石灰化の場合、マンモグラフィや超音波検査で腫瘤が認められなくても、微細石灰化の範囲を、腫瘍の範囲と考えます。画像による腫瘤の大きさと悪性石灰化の範囲は、一致しない場合も少なくありません。浸潤癌か非浸潤癌かの判定は、最終的には顕微鏡による病理組織学的検査が必要となります。超音波やMRIなどの画像では、浸潤しているかどうかは、まずわかりません。 それで石灰化の範囲を腫瘍の大きさとして解釈したと思われます。実際のしこりはもっと小さかったのではと考えられます。(文責 石川)

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