No.12065 非標準治療について

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2017.09.06 M.A.  0 Comments

ステージⅡa ホルモン感受性+ HER2タンパクの過剰発現- Ki67 20%~30% サブタイプ ルミナールA 腫瘍の大きさは約2cm と診断されました。他詳細は判りません。私としては、手術前に温熱療法や血管内治療等、標準治療以外もやってみたいと思い、申しでたのですが、標準治療以外をするのであれば、この病院では今後治療を引き受ける事はできない、と言われました。確かに責任は持てないわけですし、正論だとは思いますが、標準治療と非標準治療は、両立できないのが普通なのでしょうか? できれば血管内治療等で腫瘍をできるだけ小さくしてからの方が、手術するにしても体に負担がかからないだろうと思い、言ってみたのですが、非常識な話なのでしょうか? お手数ですが、回答宜しくお願いします。

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2017.09.06 久保内 0 コメント

はっきり言って非常識だと思います。術前治療は、以前は温存できない乳癌に対して化学療法で温存できるようにする目的があったのですが、現在では、全身にあるかもしれないミクロの転移を叩いてから手術することにより、生存率を上げる目的で行っています。化学療法(内分泌療法)は、主病変にも転移巣にも同じように効くので利き方が分かりますが、血管内治療や温熱療法は主病巣局所にしか利きませんので、術前治療の意味がほとんどありません。それらの非標準治療は、主病巣を手術しないでも良い状態にするために行うのですから、手術自体が根治手術にならないので、両立できないと考えるのが妥当です。
ともかく、腫瘍径2cmのルミナールAならば、通常は乳房温存術で切除出来て、術後は放射線治療と内分泌療法のはずですから、どのみち身体の負担は最小の乳癌治療だと思いますが、何が不足なのでしょうか? ただし、(施設の免疫染色の染色性等にもよりますが)20%

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