No.12102 今後の治療について 【投稿 相談室】11056

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2018.05.01 M.S. 0 Comments

5年前は大変参考になるアドバイスを頂き、心より感謝しております。その後、「切除断端は0.3ミリだけれど、取り切れている」との主治医の判断で、放射線治療はせずに、術後治療はホルモン療法のみとなりました。閉経前だったため、タモキシフェンを服用していますが、それまで規則正しくきていた生理が不規則、且つ大量の出血となり、2年半ほどリュープリン注射を追加した時期があります。2年前の5月に、最後のリュープリン(12週間)を皮下注射しました。生理はその後もなかったのですが、先週、生理としか思えない出血がありました。大量の出血ではなく、普通の生理で、5日間で終わりました。心配なので、いつも通院している都内の婦人科へすぐにでも行きたいのですが、現在海外在住で、次の帰国が6月のため、その時まで待つことにしました。不正出血ではないかという不安もありますが、半年前に行った子宮体癌の検査では異常なしでした。

1) 年齢が53歳なのですが、LH-RHアゴニストを停止して、この年齢でも生理が再開することはあるのでしょうか?
2) タモキシフェンから閉経後のアロマターゼ阻害薬にスイッチする予定にしていましたが、タモキシフェンを継続した方がいいのでしょうか?

ご回答頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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2018.05.01 徳田 0 コメント

1) 生理は止まっていても、60歳前後まで、低下しながらも卵巣機能は継続すると言われています。リュープリン終了1年後くらいから卵巣機能が回復しますので、年齢から考えると生理の再開の可能性が高いと思います。

2) 閉経前ということになれば、アロマターゼ阻害薬の適応ではありません。ホルモン療法を続けるとすれば、タモキシフェンの継続をお勧めします。(文責 徳田)

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