No.12933 治療薬の変更について

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2023.04.02 K 0 Comments

5年前に頸部リンパ節と骨に遠隔転移し、フェマーラ→イブランス+フェソロデックスと治療し、現在アフイニトール+エキセメスタンで治療しています。頸部リンパ節転移は画像上落ち着いていますが、骨転移は微増悪し続けています。次はまだ使っていないページニオか経口抗がん剤TS1になるだろうと、主治医には言われています。薬変更のタイミングとページニオかTS1、どちらを選択すればいいか?また他にも選択肢はあるのか?教えていただきたいです。また骨転移は、痛みがなく、骨折の危険性も小さい場合は、放射線治療の対象外なんでしょうか?

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2023.04.02 0 コメント

5年間にわたり再発治療に向き合ってこられ、今回また今後の治療をご自身でよく検討されている姿に、心より敬意を表します。5年前に頚部リンパ節・骨の転移が見つかり、その後1)フェマーラ、2)イブランス+フェソロデックス、3)アフィニトール+エキセメスタン、と5年間にわたり治療をつないでこられているとのことですので、ホルモン治療(内分泌療法)が効果的である腫瘍であると言えます。まず現時点で3)の治療をもう少し継続するべきか、次の治療に変更するべきかの選択は悩ましいですが、頚部リンパ節の触診所見や血液中の腫瘍マーカーの値なども参考に総合的に判断して、薬剤の効果に比べて腫瘍の増悪の速度が速くなったと判断した時が次の治療に変更するときであるかと私は考えます。次の治療の選択についても、私も同様の意見で、ベージニオ+アリミデックス(またはフェマーラかフェソロデックス)またはTS-1(±アリミデックスまたはフェマーラまたはフェソロデックス)のどちらかが有力であると考えますが、これまでの長期の経過を鑑みてベージニオに変更することがより有力であると個人的には考えます。イブランスというCDK4/6阻害薬は2)で既に使われていますが、その後に同系統薬であるベージニオを使用して比較的長期にわたり効果的であった経験が私も複数例あります。骨転移に対する放射線治療の位置づけは、骨折や神経障害などの危険が切迫しているときや疼痛のコントロールとしてであり、やはり骨転移の治療の主体は薬物療法であると考えております。引き続き今後も治療を頑張ってください。応援しております。(文責 谷)

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