No.12939 左乳がん全摘

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2023.04.29 M.M 0 Comments

2011年に左乳がんステージ1で、ラジオ波、センチネル生検、放射線治療25回を受け、2020年の細胞診で左腋窩リンパ節再発クラス5で腋窩郭清術(15ほど除去)、2023年3月、左乳がん(非浸潤性ステージ0,グレード1、ER95%、PGR70%、Ki6725%)との診断を受け、全摘を勧められました。手術は6月にとの事です。年齢が74歳であること、すでに左腋窩郭清術を受けていることもあり、すぐ全摘をする必要があるのか疑問に思い始めました。癌は左乳房内で増殖するだけで、他の臓器への転移の可能性はないのでは? もしそうなら、経過観察後ステージが上がってから全摘を受ける選択肢があるのでは?と、思い始めました。専門家のアドバイスをいただければと思います。

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2023.04.30 石川 0 コメント

左乳房に乳癌が2度発生したわけで、2度目が非浸潤癌、ステージ0としても、初回手術から12年経ていますが、再発(転移)の可能性も否定できません。Ki67も25%と高値で悪性度は高いことが予想され、一般的には乳房全摘手術が推奨される場合が多いと思われます。さらに言えば本当に転移を起こす前の非浸潤癌であるかどうかは、腫瘍全体の病理組織検査を行わないとわかりません。癌とわかったらなるべく早く処置(治療)を開始するのが原則です。(文責 石川)

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