No.12997 抗がん剤治療をするかしないかの選択

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2023.10.25 T 0 Comments

現在43歳です。今年の6月に右胸にしこりがあるのにセルフチェックで気づきました。8月に右胸全摘手術を受けました。

主要サイズ(浸潤部)1cm、 浸潤性乳管癌、 ホルモン受容体陽性、 HER2 陰性、 Ki-67 26.82%(針生検時) 20%(術後病理検査結果)、 リンパ節転移なし、 センチネルリンパ節生検(3個摘出)、 遺伝子検査 陰性、 ルミナールタイプ、 ステージ1、 グレード2

先月下旬からホルモン療法でタモキシフェンを開始。CTなどは検査なし。7月位からずっと首への違和感があり、既に転移しているのではないかと不安に感じています。昨年夏にもやもや病が見つかり、今年6月に片側のバイパス手術をした直後に乳がんが見つかりました。まだ反対側の手術も控えており、今は延期してもらっています。体力には自信がなく、また普段から白血球の数値が低いこともあり、抗癌剤をしないと言う主治医の判断は嬉しくもありましたが、日々感じる首への違和感に目をつぶっていて良いのか自問自答しています。まずは、オンコタイプDX検査を申し込んで頂くように主治医に相談しようかと思っています。

 

 

 

 

 

 

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2023.10.25 清水 0 コメント

今から30年前なら、「1cmで腋窩リンパ節転移がないので10年生存率は90%以上、術後無治療か、念の為に内分泌療法を行いますか。」と言われているでしょう。今から10年前だと、「1cm、腋窩リンパ節転移なし、Luminal Type(A、Bの境目)なので、内分泌療法をお勧めします。ただし、Ki67がギリギリなので、再発転移が心配なら化学療法の追加も考えます。」と言われたでしょう。現在では、貴女のおっしゃるようにOncotype Dxを行なって、術後補助化学療法追加による生存率の上昇がどのくらいかが数字でわかるので、費用はかかりますが、Oncotype Dxを行って決めることが勧められます。(文責 清水)

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