No.12105 転移後の治療について

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2018.05.22 S 0 Comments

初めて質問させていただきます。2011年に、非浸潤がんで、全摘手術をしました。ルミナールAタイプ 切断陰性で、無治療でした。今年4月、手術側腋下に腫瘍が見つかり、乳腺ではないが乳ガン再発で、骨、肺、鎖骨リンパ節転移有でした。腋下リンパ節生検で、ルミナールA ki20%で、手術不可能、ホルモン療法のみで、放射線治療も今はしないそうです。この治療が最適なのでしょうか?

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2018.05.22 緒方 0 コメント

再発と考えるか、骨や肺に転移した状態で診断された病期Ⅳの進行がんが見つかった(非浸潤がんの診断から時間がたっていることや、基本的に非浸潤がんが転移することはまれであるからです)と考えるかは、さておき、ホルモン治療の効果が期待できるタイプですので、基本的にはホルモン療法と骨転移に対する薬物治療として、抗ランクル剤やビスフォスフォネート剤を併用するのが一般的です。他の腋の下のリンパ節が治療にも関わらず大きくなった場合、症状を取る目的で切除したり、照射したりすることはあり得ますが、基本は全身治療です。(文責 緒方)

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