No.12106 骨転移の治療について

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2018.05.31 T.Y. 0 Comments

2011年に浸潤性乳がんの2aの診断を受け左胸全摘出をしました。

その3年後腫瘍マーカーが2011年に、浸潤性乳がんの2aの診断を受け、左胸全摘出をしました。その3年後、腫瘍マーカーが下がらない為、PET検査・MRIの検査後、左足付け根に転移の疑いがあり、ランマークを4週間に1度注射を始めました。その後現在まで続けていますが、今年2018年5月に大腿骨骨折により、手術・リハビリをうけ、自宅に戻りました。整形外科の先生より、非定形骨折であり、ランマークの投与の影響があるかもしれないとの事。今後ずっとランマークを投与しなければいけないのでしょうか。年金生活が近づいていることもあり、金銭的にも負担が大きくなりますので、不安が大きくなります。このまま4週間に1度の投与を続けなければいけないのか、血液検査やMRIで見極めつつ間隔を空けてもいいものか、お聞きしたいです。宜しくお願い致します。
下がらない為PET検査MRIの検査後、左足付け根に転移の疑いありランマークを4週間に1度注射を始めました。その後現在まで続けていますが、今年2018年5月に大腿骨骨折により手術リハビリをうけ自宅に戻りました。整形外科の先生より非定形骨折であり、ランマークの投与の影響があるかも知れナとの事。今後ずっとランマークを投与しなければいけないのでしょうか。

年金生活が近づいていることもあり、金銭的にも負担が大きくなりますので不安が大きくなります。

このまま4週間に1度の投与を続けなければいけないのか、血液検査やMRIで見極めつつ間隔を空けてもいいものか、お聞きしたいです。

宜しくお願い致します。

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2018.05.31 久保内 0 コメント

まず、はじめに言っておくべきことは、ランマークが骨折を助長することは無いということです。骨転移を疑ってランマークを使い始める原因になった左足付け根の病変の位置は、大腿骨の非定型骨折の位置と同一部位ではないですか?そもそも非定型骨折というのは、通常なら骨折しにくい位置の骨折と解釈できますから、骨転移があった部分の病的骨折ではないかと考えます。とすると、その後4年間病的骨折等の骨関連事象を起こさず経過できたことは、ランマークの効果であろうと思います。(ゾメタやランマークが開発される前は、骨転移が出現してから1年持たずに全身骨転移に移行し病的骨折で大変なことになっている症例がほとんどでした)現時点では、骨転移がコントロールされているか否かの判断が問題です。骨関連事象を起こさないような薬剤の投与は継続された方が良いと思いますが、投与間隔は主治医の判断によるものと考えます。(文責 久保内)

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