HER2陽性の場合

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2018.06.13 F.I (匿名) 0 Comments

41歳です。よろしくお願いします。昨年10月、健康診断でマンモグラフィとエコーを受診。エコーの所見は、のう胞2ヶ所、問題なし。今年2月、右乳輪付近の皮膚に盛り上がりを感じる。今年3月、1ヶ月経っても変化が見られないので、健康診断の病院の乳腺外科を受診。マンモグラフィ撮影後、診察でエコー。乳がんの疑いとのこと。後日、MRI撮影。後日、マンモトーム生検により、がんの診断。今年4月、手術に向けて、CT、骨シンチ撮影。右乳房温存手術、センチネルリンパ節生検。今年5月、退院後の診察での説明。
・浸潤性乳管癌(硬がん) ・核グレード2 ・ER+++ ・PgR++
・MIB-1 15% ・HER2 2+(FISH陽性) ・T1N0M0 Stage1

(以下は、私からの聞き取りなので、書き方が曖昧ですが)
・腫瘍の大きさ 1.3センチ…パソコンの画面に、1.3×1.2×1.2と、1.3×1.2×1.7というのが見えました。
・断端 「ギリギリで切ったところがあるから…」とのことだったので、おそらく陽性
・脈管侵襲 リンパ管あり、静脈なし
・リンパ節転移 2ミリ以下だったので、センチネルのみ

ということで、現在は放射線照射30回の途中で、6月末に終わる予定です。その後、ハーセプチンを1年間と、タモキシフェンを5年間の予定なのですが、ここで質問です。私が読んだ図書には、どれにも、ハーセプチンは抗がん剤と併用と書かれていましたが、主治医は、ホルモン受容体が高く、MIB-1が低く、腫瘍径が小さく、リンパ節転移も遠隔転移もないから、抗がん剤は不要。というか、抗がん剤が効くタイプではないから、抗がん剤は使用しないという説明でした。ハーセプチンを単独で使う(抗がん剤と併用しない)という病院は他でもあるとのことでしたが、そういう場合もあるのでしょうか? 10月の健康診断では異常はなかったのに、半年も経たずに1センチ以上になるというのは、進行が早いのではないでしょうか? 長々と書いてしまいましたが、来月から投薬治療開始につき、よろしくお願いします。

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2018.06.14 齋藤 0 コメント

ご相ご相談ありがとうございます。私のお返事で少しでも心配が減れば嬉しく思います。
6ヵ月前の検診では異常なしと言われたにもかかわらず、乳癌が見つかってしまい、大変驚いておられると思います。乳癌のステージはIですが、腫瘍径は12mm以上17mm以下、腋窩リンパ節に微小転移を認め、ホルモン受容体陽性かつHER2蛋白陽性の乳癌です。現在放射線治療をお受けになっているところですね。 
ご心配はこれからの薬物療法です。2018年05月に乳癌診療ガイドラインが改訂され、2018年版が発行されました。抗HER2療法については、「リンパ節転移が陰性かつ腫瘍径が小さな腫瘍以外は化学療法と併用のうえでトラスツズマブ(ハーセプチンです)の投与を考慮する」と記載されています。また「HER2陽性原発乳癌に対して術後化学療法とトラスツズマブ(ハーセプチンです)併用療法を行うことは強く推奨される」とも記載があります。解説内には「リンパ節転移陽性や浸潤腫瘍径1cm以上が一般的である」とあります。ご質問の内容から、手術所見は、腫瘍径は1cmを超え、微小転移とはいえリンパ節転移があったことから、化学療法とハーセプチンの併用療法を考慮してもよいと考えます。今一度ご担当の先生と化学療法についてご相談頂き、納得したうえで、これからの治療をお受け頂きたいと思います。(文責 斎藤)

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