No.12038 今後の治療薬について

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2017.06.08 0 Comments

今までに何度か相談させていただき、その都度ご丁寧なお返事をいただきありがとうございました。初発の33歳から18年が経過し、現在52歳です。1999年3月に乳房温存術を受け、ゾラデックス注・フルツロン2年、ノルバデックス5年、化学療法6回、放射線25回施行。2004年に温存乳房に再発、内服はフェアストン1錠。その後、2007年2009年2010年に再発があり、アリミデックス・アロマシン・フェマーラ内服。2011年からは、フェアストン3錠を内服していました。2012年に胸筋内リンパ節に転移が認められ、ゼローダを2か月服用し、その後アバスチン+タキソールを6か月した後、2013年1月からフェソロデックスを2017年1月まで試行。2016年9月のCTで肺に腫瘍あり、たぶん転移だと思われるとのことで、詳しく調べていません。2017年2月からアフィニトール+アロマシンを開始していますが、4月に呼吸苦が強くなり、CT上、間質性の変化が認められたためアフィニトールを一週間休薬し、症状が落ち着いたため再開しています。
そこで質問ですが、
1) 2007年から2010年にかけて(42~45歳)アロマターゼ阻害薬を使用したわけですが、再三の再発は完全な閉経状態でなかったため薬が効いていなかったと考えられますか?
2) もし閉経状態でなかった為に薬が効いていなかったとしたら、今回まだアロマターゼ阻害薬を使うことはできますか?
3) アロマターゼ阻害薬を使えなかったら、次はどんな薬が使えますか?

仕事を続けるために副作用の少ない薬を考えたいのですが、経過が長いために使える薬もどんどん減ってきており悩んでいます。長文なってしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

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2018.07.13 久保内 0 コメント

このご質問にお答えするのに、いくつか明らかでないことがあり、それを確かめる必要は有りそうですが、判る範囲内でお答えします。
1) 術後の化療6回の内容が不明ですが、多分FECかTCだったのではないかと推定します。この化療が原因で完全な閉経に入っている可能性は否定できませんが、42~45歳ではお若すぎるようにも思うものの、この点が明確ではありません。明確な閉経でないとすれば、アロマターゼ阻害薬は効果が全くないであろうから、単独では使用しないと思います。もし使用するとすれば、リュープリンやゾラデックス等で閉経状態を作って使用するはずですが、いかがだったでしょうか?
2) 以前にアロマターゼ阻害薬を使用していて(一時有効で)無効になったとしても、後に別の治療を行ってその治療が無効になって別の薬剤を選択するときに、アロマターゼ阻害薬を使用して奏効することがあり得ます。ですから今回使うかどうかは別にして、今後使用できないと決めてかからない方が良いと思います。(ただし現在アフィニトールとともに使われているアロマシンはアロマターゼ阻害薬ですが…)
3) 内分泌療法は現在アロマシンを使っているので、アロマターゼ阻害薬の中で回していくのはあまり意味がないように思います。使用するとすればヒスロンくらいですが、列記された最近治療法に比べて有効率は低いと考えます。内分泌療法で使用できる薬がほとんど無いので、化学療法に向かう可能性が高いと考えます。通常FECかTC(術後に使われなかった方を使用する可能性あり)だと思いますが、ハラヴェンも使えると思います。副作用の少ないものを選びたい由ですので、有効率は低いですがナベルビンやジェムザールも検討の余地があろうかと考えます。(文責 久保内)

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