No.12044 ホルモン療法(HPNo.12042-2)

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2017.06.30 K 0 Comments

先の質問にお答えいただき感謝しております。先日エコー検査で問題はありませんでした。ありがとうございます。
術後3年間地元の病院に行かなかったのは、相談する余地もなくアルマターぜ阻害剤の薬を出されると思ったからですが、やはり今回検査に行ったことで、そのような手はずになりました。処方された薬は手元にありますが、まだ飲んでいません。ネットでの知識からその薬の意味はわかっているのですが、どうしても副作用の起こる薬を10年も飲み続けることに抵抗があります。まして今の健康体(?)をわざわざ害することに納得がいかないのです。1ヶ月後にCTやMRIを撮るそうですが、その結果を見てから摂取を決めるというのは無謀な決断なのでしょうか。何かの異常が見られれば結局は同じ薬を処方されるわけですから、そうなってから飲んでも同じというのは、やはり素人の考えなのでしょうか。年齢は57歳なので、エストロゲンの量も多くないのではと考えてしまいますが・・・。
またもう一つの質問は、一度薬を飲み始めてから、やめても問題ないですか。どうぞよろしくお願いいたします。以下が私の針生検後と手術後の病理組織検査結果です。            
(針生検)    
浸潤性、大きさ:23mm×18mm(マンモ)、 リンパ節転移: 無、 核グレード 1、 ホルモンレセプタ 有、 HER2 無、 病期: ⅡA
(術後)
硬癌、 大きさ:肉眼(15mm×15mm×9mm)顕微鏡(13mm×10mm)
脈管侵襲: 1y1+v0、 リンパ転移: センチネルリンパ節(0/1)
核異型度: 1、 免疫染色結果: ER: +(90%)、 PgR: +(80%)
HER2: score0, Ki67 labeling index: 約30% (増殖能力)
ガイドラインによると 増殖能力が20%以上の場合でホルモン受容体がある場合は、抗ガン治療と(か)ホルモン療法が薦められる。

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2018.07.13 鈴木 0 コメント

ご質問有り難うございます。ひとまず再発ではなかったとのこと、良かったと思います。さて、術後の治療についての質問ですが、少々きつい言い方になるかもしれません。ご容赦ください。乳癌というのは、手術だけではなく、その後の治療で完治を目指す病気です。仰るとおり、何かイベントがあってから・・・という考えも理解できますが、再発してからの治療は半永久的になること、完治が難しいこと、時につらい治療になりますので、「再発予防の治療をしっかりとやる」というのが基本です。再発予防の治療は期間が限られています。副作用も全例におきる訳ではありませんし、内服して、副作用を見てから考えるというのもアリだとは思います。ただ、術後3年、内服せずに経過してしまったので、もう今さら・・とも言えます。今から内服してどれだけ効果的か、意味がないのかは答えがありませんので、主治医と相談のうえ、ご自身でお考えください。(文責 鈴木)

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