No.11828 2度目の乳癌

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2015.12.31 S 0 Comments

私は現在55歳、アメリカのネブラスカ州に住んでいます。実は2度目の乳癌で相談したいのです。最初の乳癌は2004年8月(44歳)でした。その時はドイツに居たので、ドイツで乳癌摘出(温存)と併せてリンパ節を取り、術後6週間の放射線治療を行い、タモフェキシンを5年間服用しました。幸いにもリンパ節には移転はありませんでした。11年後の現在2015年10月にマンモグラフィーの検査にて影があると言われ、超音波、ブレストMRI、Biopsyと検査して、以前と同じ左側の乳房の同じ場所に6mmx8mmの腫瘍が見つかりました。これから、どんな治療が始まるのか気になります。そして、アメリカのネブラスカ州で治療を受けた方が良いのか、日本に帰って治療を受けた方が良いのか迷っています。併せてご回答して頂けると嬉しいです。

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2019.01.13 須田 0 コメント

今回の乳癌を再発乳癌と考えるか、異時多発乳癌と考えるかにより、治療のスタンスが微妙に異なってきます。例えば、異時多発乳癌の場合は、どこかに潜んでいる可能性のある微小転移を根絶させるために、術後、抗がん剤治療を行いますが、再発乳癌の場合は、癌細胞を完全に根絶させることは困難ですので、進行を抑えることで延命を効果を得たり、症状を和らげる目的で、抗癌剤を使用します。今後、いろいろな治療の選択を決断しなければならない場面がでできますので、、主治医の先生とうまくコミュニケーションをとれていることが大切だと思います。言葉の問題、考え方の違い等で困ることがなければ、アメリカでも日本でも、治療を受ける場所をあまり気にする必要はないと考えます。主治医の先生とご相談しながら、前向きに頑張ってほしいと願っています。(文責 須田)

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