No.11826 温存は厳しいのでしょうか?

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2015.12.26 M 0 Comments

先日乳がんと宣告され、全摘出を提示されています。今 確認できる腫瘍は2個で、ステージ1(1cmと5mm)と言われています。また、MRIでは多発広範を認められるとの所見が出されました。また私は20代で一度乳せんの手術をしており、ただの乳腺症と思って病理に出したら、ごく小さい非浸潤でした(その後の治療はしていません)。それも踏まえて、全摘の理由として、「①20代での発症時、乳首分泌物による発症である ②若年発症である ③MRIで乳管進展がみとめられる」 は、ほかの乳腺に病巣がある可能性が高いと言われました。そこで質問です。
1) ①②は、ほかの乳腺に病巣がある可能性が高い理由になるのでしょうか?
2) ③の乳管進展は、映った画像が本当に癌細胞である確率は高いのでしょうか? 進展していても悪性でなかったら全摘する必要がないのではと考えました。

告知を受けてから、のたうちまわる様に温存できないものかと探していますが、私のケースでは温存は厳しいのでしょうか? お忙しい所恐れ入りますが、御回答お願い致します。

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2019.01.13 須田 0 コメント

メール内容から判断すると、現在同時多発ですが、20代のものも考慮すると異時多発乳癌であり、他の乳腺にも乳癌がある可能性が高く、また将来的にも発生する可能性は高いと推察されます。そのため、主治医は、発生する母地である乳腺を残さないことを提案されたのだと思います。
1) 若年発症の場合は遺伝子異常が認められる可能性があり、将来的に異時多発乳癌発生のリスクも高いと考えられます。
2) 摘除したものを病理で調べ癌細胞を確認することになりますが、MRIの画像に一致する確率は高いと思います。(文責 須田)

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