No.12603 皮下全乳房切除術について

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2021.02.06 N.S. 0 Comments

初めまして。現在ステージ0の非浸潤ガンですが、癌家系の為、乳房全摘と腹部からシリコンでの同時再建手術を希望しています。皮下全乳房切除術で乳頭が残せる場合、残した乳頭や皮膚等の組織に再発するリスクはどの位あるのでしょうか?

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2021.02.06 0 コメント

非浸潤性の乳がんとは言え、これから乳がんの手術をお受けになるとの由、さぞかしご心配であろうこととお察し申し上げます。乳房を全摘する場合にも、術後の整容性(見栄え)と手術の根治性(病気をきちんと治すこと)の双方のバランスを考え、大きく分けて3つの術式があります。乳房全切除術(Bt;腫瘍上の皮膚などある程度の皮膚と乳頭乳輪を含めて乳房を全切除)、皮下乳房全切除術(SSM;乳頭乳輪以外の皮膚はすべて残して乳房を全切除)、乳頭乳輪温存皮下乳房全切除術(NSM;乳頭乳輪も含め皮膚をすべて残して乳房を全切除)です。貴女の乳がんの拡がりがどの程度かということで局所再発する可能性は大きく異なると思いますので、それは主治医の先生によくお聞きになってください。これからの治療、頑張ってください。(文責 谷)

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