No.12630 追加治療は本当に必要ないのでしょうか?

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2021.03.21 A.W. 0 Comments

昨年12月に、「右乳房全摘、微小浸潤(1mm以下)、ルミナルA、ステージ1だが、微小浸潤につき追加治療なし」との診断を受け、経過観察中です。49歳、閉経前です。浸潤しているのに何の治療も無しというのが不安です。主治医からは、がん告知の時点で、「追加治療はなしか軽いもの」と説明は受けていました。同じような結果でもホルモン治療されている方ばかりなのですが、閉経前なのに、このまま経過観察で大丈夫でしょうか? 

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2021.03.21 清水 0 コメント

1mm以下の微小浸潤がんであれば、転移再発のリスクは極めてゼロに近く、貴女が他の病気(くも膜下出血、心筋梗塞など)や災害や事故(最近なら新しいウィルスの感染症)で死亡する確率よりはるかに低いと思います。ですから、術後補助療法は何もしないというのが標準的な治療法です。それでもゼロでないのは心配というのであれば、Tamoxifenというホルモン剤を内服するのでしょうが、その結果、対側の乳がんの発症は予防できますが、子宮体癌のリスクが上昇します。それでも内服したいですか?(文責 清水)

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